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お役所仕事

公開日: : 最終更新日:2014/04/27 それちゃうやろ, 頑固おやじのひとり言

ある会社の役員と出張したとき、地下鉄の切符を買うときにも領収書をもらいに、改札に行くのを見ました。
会社には、これで提出し請求しないと支払われないルールと言われました。タクシーも殆ど乗らないようです。

それを聞いた時、私なら、そんな会社では勤まらないと思いました。
どんな業績を上げたかで評価されるのでは無く、決められたとおりに仕事をしているかどうかが評価につながる。
このような組織の上司は、手続き書どおりに仕事をしたり。非公式なところでリーダーシップを発揮したりすることがほとんどない。
部下の意見に関心を払わず、問題を聞かず、友好的でもなく、平目的な人間になってしまっている。
減点主義がはびこり、リスクや対立から回避し、ルーチィンワーク以外はやろうとしない、逆に妬みから業績を上げている人の足を引っ張ろうとする。
仕事が高度に専門化され、変更や自由裁量の余地がない。

確かにその仕事に高度に熟練するかもしれないが、他のことをやってみようと努力する余地は明らかにほとんどない。
労働の楽しみも求めず、変化に対する対応力はほとんど持っておらず、配置転換は左遷と同じなのだろう。
しかし、これに慣れてくると、人によっては誰かに依存してものを考えることに慣れていて、ほとんど自分で方向性を決めたり、自分でイニシアチブをとったりする必要がない場所を探すかもしれない。
このような人にとってはこの文化は安心できて、かえって居心地の良い状況となる。

役所や大企業の例に取れば、上司に反発をすると、勤務評価が下がったり、左遷や転勤をさせられ昇進の可能性は低い。
日本や企業の為を思っての発言であっても、役員の意向に染まない物は排除される。

新しい事業の提案をしても、定年前の上司は、失敗をしないで退職すれば、退職金や、天下り就職や子会社への再就職の道が残るから新たな試みをしようとしない。
変化や、リスクからは逃げたいのである。減点主義がはびこれば、責任範囲内の仕事だけをこなす事が必須となる。
完全に長いものに巻かれろ体質にならざるを得ない、だから、自分で新しい挑戦をしないし、新しい事業を考える事を停止し、新しい事をする人を異端児扱いするようになります。

日本全体がこの様な組織化にあるのです。
例にとればガンの新薬が発明されても、臨床例が何例以上ないと駄目とか、副作用が出ないかどうか、何年間は、経緯を見なくてはならないとか、大手の製薬会社でなければ、持ちこたえられなくなっています。
実際原発作業員の放射能除去に高効果の水があり、試験的に服用させた結果が良くても臨床例が少ないと、採用されない。
急を要する物であっても、もし何か副作用が出た場合の事を考えると、採用する側にはリスクがあります、こんな時は、特例措置を取るには、政治家でしょうね。
でもそんな決断をする政治家はいるのでしょうか?

「お役所仕事や、大企業病は国を滅ぼします。」

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