桜ボケ
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
新聞のトップページに桜の開花が載るような国は何ヶ国あるのでしょうね。
JR東海「そうだ京都、行こう。」の桜の写真とキャッチコピー
「春のない国には、わたし、住めないかも」。
こんな国は、平和ボケでしょうか?
ボケでも、明るいニュースで毎朝スタート出来ればいいなあと考えています。
政治に関しての素人(もちろん人並み以上に勉強はされているのはわかってますが)が知事に選ばれ、観光や物産にめざましい活躍をされています。
都知事選での討論会も批判したり反論するだけでなく、誉めるべき所は誉めるという事はすべきと考えます。
最近のマスコミは、持ち上げておいて、何かが出てくると引きずりおろしバッシングする。
欠点の無い人間、失敗しない人間で大成された人は殆どおられないんだから、少々の勇み足なんか、大人の判断をしていただけたらなあと思います。
そうじゃないと、本当に実力がある人でも立候補しないようになるのでは。
京都には明治時代、板垣国道という知事がいて、28歳の技術者 田辺朔郎氏に丸なげし(全て任せ)、 琵琶湖の水を京都に持ってくるという事業や広い道路を作ったりして極道知事と呼ばれましたが、そのお陰で今の京都があります。
九鬼周造は「この美の神のまわりのものは私にはすべてが美で、すべてが善である。 酔漢が一升徳利を抱えて暴れているのもいい。群集からこぼれ出て路端に傍若無人に立小便をしている男も見逃してやりたい。 どんな狂態を演じても、どんな無軌道に振舞っても、この桜の前ならばあながち悪くはない。」なんて書いています。
ちょっと行き過ぎかもしれませんが、この場にめんじてということなんでしょう。
『清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みなうつくしき』
与謝野晶子「みだれ髪」