京風お雑煮

時 間 約30〜60分
難易度 ★☆☆☆☆(とっても簡単です!)
お雑煮は、家によって入れるものも味も変わります。今回は良いお水と少ない材料で、すぐにできてとっても美味しいお雑煮を作ってみましょう!

*ちなみに取材スタッフがいただきましたが(ご馳走様です!)
はぁ・・・とため息をついてしまうくらい美味しかったです。


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■ 材 料
●祝大根
 お雑煮用の小さい大根。年末にしか手に入りません。
●京人参
 年末になれば、だいたいどこでも手に入りますね。
●頭芋
 「頭(家長)になれるように」という意味があるそうです。
●丸餅
 丸くてやわらかいお餅です。
●白味噌
 甘いお味噌です。
●花かつお
 最後にパッとかけます。お出汁の代わりにもなりますね。
●米のとぎ汁
 頭芋を茹でるときに使います。

*無い食材は、代用品でも構いません。

■ 作り方


(1)野菜を切って下ゆでをする

祝大根と京人参は輪切りにし、皮をむいて、煮崩れないように面取りをします。
輪切りの厚さは好みで構いませんが、「人さんと争わず、何事も丸うおさめて過ごすよう」との戒めから角のない丸い形にしましょう。竹串がすーっと通るまでゆでます。

頭芋は皮をむき、煮崩れないように面取りします。
本来は「人さんの頭になるように」との願いをこめて丸のまま使いますが、とても大きいので頭芋だけでお腹一杯になってしまいます。今回は縦4ツ切りで・・・。
あくを取るため、米のとぎ汁でゆがきます。

(2)白味噌汁を作る

鍋に水を適量入れ沸かします。
ほどよく温まってきたら白味噌をよく溶かし入れ、沸騰寸前で火を止めます。
白味噌は、味噌自体が甘くだしをきかせてあるものがほとんどなので、おいしい水であればだしを取る必要はありません。
(3)お餅をやわらかくなるまでゆでる。

京都のお雑煮は焼きません。別に水ゆでしたものを使います。焼いても美味しいですよ。

(4)完成!

お餅がやわらかくなるタイミングを見計らって、先に下ゆでしておいた野菜と味噌汁を温めます。

お椀に、お餅・頭芋・祝大根・京人参を見栄えよく盛り、味噌汁を注ぎます。

■ ワンポイント!
●お正月の来客に
椀だねは多めに作り、白味噌汁も少し濃い目に作って冷蔵庫にストック。来客時にお水でのばして仕度をし、簡単なおもてなしに・・・!

●残った白味噌の使い道
酢やオイルと合わせ一風変わった味噌ドレッシングに。また、お肉に塗って焼くと、いつもと違う味噌ステーキが楽しめますよ!


「忘れてはいけない物の意味」先生からのメッセージコラム

日本人の食べ物「餅の意味」

「も」は、百(もも)であり、たくさんの実を結ぶ桃。餅と桃は肌触りもよく似ていますね。
「ち」は、血・霊・土(ち)、乳(ちち)であり父でもあります。これらは共通して生命に優しく力強く育んでくれるものです。

「もち」は百の生命を育くむ祝いの意があり、それを食べることが一つの神事なのです。

日本人が忘れかけた物の意味。大切に伝えたいですね。



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