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世界の一の老舗王国 日本

公開日: : 最終更新日:2021/04/22 頑固おやじのひとり言

世界の老舗企業ベスト5はすべて日本企業。金剛組を筆頭に法師(旅館 石川)、慶雲館(705年 旅館 山梨)、古まん(717年 兵庫)、善吾楼(旅館 石川)、源田紙業(771年 紙業 京都)あたりがすべて創業1300年以上です。

ちなみにあの有名な羊羹の虎屋の元は未確認ながら793年で平安遷都の前年。
これらを含めて日本には創業1000年以上の企業が9社もあります。

200年以上では世界は5600社、日本は3100社
日本の企業はどのようにして会社を数百年にもわたって維持し続けてきたのでしょうか。日本独自の習慣である家督相続だったから、戸主が亡くなった場合、長男がその権利、義務を一人で継承・相続するというものです。(本来長男だけとも限りませんが、何も指定がなければ基本長男)関西では 長子相続では、どこかで必ず経営者として不適格な後継者が出る可能性があるので、家督は長子相続するものの、最も優秀な人材を番頭にして娘婿や養子として家業を継承してもらう、ということなのだとか。
戦後相続税制が変わり、兄弟は均等に相続を受けられるようになり、長男は家督継承者という生まれ持った箍から解放され、自由に自分の生き方を決めることができるようになったのです。しかし、その一方当然の結果として、家業を継ぐものがないまま、後継者難で消え去っていく老舗企業を多数生み出すことになってしまいました。現代ではMA等で受け継がれる様にもなってまいりました。

日本は、ずっと独立国でもあり、継続して発展してきた国ですから、消費者が必要とするものなら、商いは継続できた訳です。外国は侵略戦争等も多く、略奪されることもあり、儲けたら、安全な国に移住されることも多いです。江戸時代の鎖国政策でも国内需要が賄われ、日本に無いものだけが入ってきて日本流となりました(カステラ・ガラス)江戸時代には都の遷都もあり、江戸を作るための、土木建築業や、関西での老舗の消費地となりまた、東京での起業も始まったのでしょう(佃島は大阪から・魚市場等も)明治に入り、洋風化が進み、それに合う企業も勃興してきました。渋沢栄一等や五代友厚等が日本の未来の為に産業振興でガス会社や電力会社、造船、紡績、銀行等、西洋から導入しました。

私は、この日本の歴史を見て、国民あっての企業であり、お役に立つ間は家業を継続し公益に尽くすのが当たり前と考えるのと、欧米の様な拝金主義的な考え方とは根本的に違います。また、日本で死ぬまで日本で暮らすという概念が自ずとあるのだと思います。日本人には、自然の力を信じ、もっと良さを引き出すために、自然と共存共生を計り、もったいない精神もあり、最後まで使い切る考えが浸透しています。最近よく言われるSDGSやサスティナブル(持続可能な社会)は江戸時代にはもう構築されていたと思います。

ですから、少し面倒でも、昔の生活に戻れば、いいだけの話ではないかと思います・買い物かご、食べ残しはもったいないから、残った野菜は漬物にしたり、加工したり、干物や、塩辛にしたり、昆布をたいたり、昭和の知恵で十分賄えそうです。
飲み物もお茶や、お水や果物ジュースにしたらよいのでは。昆布で出汁を取って、その昆布をたき、味付けして塩昆布等に加工します。使い捨てにはしないのです。
特に5のジェンダー平等は女性子供の能力UPですが。家では財布を握っている奥様の方が強く、女子の能力は、ジャンルによって勝っています。別に外で働かなくても幸せなのでは?

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