京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き


一話〜十話


十一話
『否定から入ると反発に会う』

十二話
『水場(すいば)』

十三話
『客が店を選び、店が客を選ぶ。』

十四話
『祇園祭』

十五話
『祇園祭 その2』

十六話
『昔の夏の風景』

十七話
『五山の送り火』

十八話
『料亭ちもと』

十九話
『リゾートとは』

二十話
『ついでにイタリア話』


二十一話〜三十話


三十一話〜四十話


四十一話〜五十話


五十一話〜六十話


六十一話〜七十話


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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十三話  客が店を選び、店が客を選ぶ。

取材お断りのお店も少なからずあります。
良く雑誌社からも紹介を頼まれますが、どの本なのかを見極めて紹介するようにし、先ず、取材の心得からお話します。

他都市では歓迎される事でも、断られる場合が多いからです。
私が何年も利用して親しいお店でも断られます。

そのお店は季節に合わせて素材選びをしているのだから、写真に取られ載る頃にはその料理は出していない事があるし、素材によって料金も違う。
そんな事を教えるのも手間やと御贔屓だけでやっていくというポリシーを貫いておられます。

特に50歳を過ぎられる方に多いですねえ。

料理は10人に数人がおいしいと言っていただけるもとの事です。
甘党、辛党、味音痴がいるのだから、皆に合う料理は出来ないとの事です。

そうですね、地の人は選んで行きますよねえ。
味が変わると行かなくなります。

客がプロを育てるという慣わしがあります。
食道楽は食べるプロみたいなもんですね。
食べ歩きをしているんだから、どこの何はおいしいという情報は、料理している人より詳しい筈です。

流行っていた自分の店を息子さんに譲り、場所の悪いところで自分のお贔屓さんだけを相手に店を開かれた例もそこそこあります。
「リハビリ出来ていいなあ」と冗談を言ったら、「その通り」と返されました。

ある講師に京都での講演を依頼した時、「京都は怖い緊張する。ある部分は私より良く知っている素人さんのお客があるから、講演の後、先生あれは違うんとちゃうと言われ、 冷や汗かく事が多々あるんです。」とおっしゃていました。

商売の難しい所ですよ。



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