京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き


一話〜十話


十一話
『否定から入ると反発に会う』

十二話
『水場(すいば)』

十三話
『客が店を選び、店が客を選ぶ。』

十四話
『祇園祭』

十五話
『祇園祭 その2』

十六話
『昔の夏の風景』

十七話
『五山の送り火』

十八話
『料亭ちもと』

十九話
『リゾートとは』

二十話
『ついでにイタリア話』


二十一話〜三十話


三十一話〜四十話


四十一話〜五十話


五十一話〜六十話


六十一話〜七十話


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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十六話  昔の夏の風景

京の家は夏向きに作れと申します。

昔は暖をとるためにはおこたや火鉢を利用したり、たくさん着て着膨れさせたりしていましたが、夏は氷柱ぐらいしか無かった為、 風通しが良くなる様、間口が狭く奥行きが長い造りに家を作りました。俗にいう「うなぎの寝床」ですね。
また、中庭等や通り庭などが家の中に必ずあります。
庭に水を打つ事により、表と温度差が出来、風がおこります。
たたみにはアジロが敷かれ、すだれをたらし、夜になると子供達が小学校の宿題で紙の灯篭に絵や字を書いて作ったものに火が入れられ軒先につられていました。
床机(しょうぎ)が出され、豚の蚊取り線香に団扇、縁台将棋といった風情が良く見られました。

車やバイクがあまり無かった時代なので、表(道路)でかくれんぼや缶けり等をしたりして、近所の子供達同志遊んでいました。
それを大人達が見ていて、安全に気を配ってくれていました。
そんな時代には、子殺しや、子供虐待といった事件は少なかったのではないでしょうか。

夏には、絽の着物を着ます。見た目は涼しそうなんですが(実際はそこまで涼しいわけでは無いのですが)、他人から見て暑苦しいのはご法度です。
浴衣は昔は夜の物か、家の中だけで着る物だったんです。

最近は若者の中で、普段でも浴衣を着る人が増えました。
いいことですねえ。

「まつり見物、ゆかた姿で、今日だけ日本人」



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