京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き

一話
『生き延びる知恵』

二話
『借景の活用』

三話
『対立は不毛である事』

四話
『やはり対立は不毛であった』

五話
『京都は風水の地』

六話
『京都の地名は歴史が分かりやすい』

七話
『リタイヤ組の京都旅行』

八話
『口約束は契約』

九話
『暑さ寒さも彼岸まで』

十話
『東山の桜』


十一話〜二十話


二一話〜三十話


三十一話〜四十話


四十一話〜五十話


五十一話〜六十話


六十一話〜七十話


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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二話  借景の活用

昔から、お寺や豪邸を建てる時には、借景を取り込んで建てていました。

岡崎の別邸、嵐山、嵯峨野、北白川、鴨川沿いなど、もう既に存在している力(景観、景色など)を取り込んで行く事を心得た町です。

自然の力を無視し、構築しすぎるといつかはつぶれる。

京都は川があり、鞍馬や比叡山からの水で京野菜を育て、漬物等にし、豆腐や麩・湯葉をつくり、 茶道はこの水脈に庵を建て、きものやさんは糸や反物を染めたりし、その水が一旦地下にもぐって伏し水となり、 桃山の御陵からの水とで伏見の酒となっている。
宇治のお茶もそうです。

自然は征服するのではなく、共生するものなのでしょう。

京都の工業は、明治時代にヨーロッパの最先端技術を伝える舎密(せいみ)局化学を意味する「chemie」から来ている。
島津製作所の島津源蔵はここに出入りする間に試験管やフラスコを作ったりし、それは医療器械等に発展しました。
「GS」バッテリーは彼のイニシャルを取ったものです。

また京都大学があったために多くの技術者の供給がありました。
花札から任天堂。陶器から村田製作所、京セラ。織機から村田機械。はかりからイシダ。などなど昔からあったものの発展形で大企業になった所が多い。
印刷技術からプリント技術を使いプリント基板等の大手になった所もある。
知恵と開発ノウハウは京都で製造は他所が多い。

有る力を利用して大きくなっていくわけです。

大丸百貨店、高島屋、伊藤忠、丸紅、三井、住友、鴻池(三和)等も京都から発展していった企業も多く、いまだにその歴史が刻まれているところがあります。

「変えずに来た事の努力に、敬意を表したいと思います。」
JR東海「そうだ京都、行こう。」より



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