京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き


一話〜十話


十一話〜二十話


二十一話〜三十話


三十一話
『京料理とフランス料理』

三十二話
『パリと京都』

三十三話
『お正月』

三十四話
『精神都市京都』

三十五話
『カナダからの来客』

三十六話
『ねまわし』

三十七話
『節分』

三十八話
『笑う象』

三十九話
『料理屋さんに…』

四十話
『節分の夜』


四十一話〜五十話


五十一話〜六十話


六十一話〜七十話


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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三十三話  お正月

子供の頃は、「もういくつ寝るとお正月」と歌いながらお正月を待ったものです。

昨日、おせちをを注文しました。
中身はごまめ、数の子、たたきごぼう、お煮しめは、にんじん、こんにゃく、れんこん、かまぼこ、出し巻き、龍皮昆布巻き、車海老、海老いも、鯛の子等です。
勿論、丹波の黒豆は欠かせません。これは、大家族だけ家で作れる物で、お正月から奥様方が料理をしなくてもよいように、年末に作っておくのです。
大晦日に八坂神社で、縄におけら火をもらい、火が消えないようクルクル回しながら持ち帰り、おくどさんに火をつけて京都のお雑煮を炊きます。

駄洒落だらけの中身です。
白味噌仕立てで、人の頭になるようにと頭いも、子孫繁栄の小芋、地に根をはるように大根の輪切り、丸い子餅を入れ、丸い物づくしで角を立てないようにとの配慮でしょう。
それに花鰹をふんわりのせて、「お祝いやす」と言って柳箸でたべます。



お箸は、水引付きのはしがみで、一人一人の名前を書いておきます。
食器は全部漆塗りで、お重、杯、お椀、酒器、祝い膳で、お殿様になった気分です。
お漬物はすぐき、千枚漬けがメイン。お菓子は花びら餅、お茶は大福茶。近くの神社に初詣をして、家での遊びは小倉百人一首、坊主めくり、すごろく、かるた、福笑い、トランプ。
おコタに入り、みかんを食べ、火鉢でお餅を醤油につけて焼いて食べたものです。外では、凧揚げ、羽根つき(バトミントン)、コマまわし。 女の子はマリつきでしたね。

何よりもお年玉をいただくのが楽しみでした。




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