京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き


一話〜十話


十一話〜二十話


二十一話〜三十話


三十一話
『京料理とフランス料理』

三十二話
『パリと京都』

三十三話
『お正月』

三十四話
『精神都市京都』

三十五話
『カナダからの来客』

三十六話
『ねまわし』

三十七話
『節分』

三十八話
『笑う象』

三十九話
『料理屋さんに…』

四十話
『節分の夜』


四十一話〜五十話


五十一話〜六十話


六十一話〜七十話


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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三十八話  笑う象

京都の目抜き通りの四条通にある藤井大丸百貨店の正面に、でっかい「笑う象」八匹の垂れ幕が下がっています。


藤井大丸前

今の京都は御所に迎賓館ができ、「サミットを京都に」がスローガンだそうです。

私の先輩であり、京の頑固こと私よりももっと頑固者の木村英輝さん。画伯と呼ぶと「違うぞ。」といわれます。
40年前に大阪万博でロックフェスティバルをプロデュースされました。 また、ビートルズを紹介した本を出されたり、京大の西部講堂でロックコンサートを常時開催され、その時代のカリスマプロデューサでした。
このムーブメントは音楽だけに留まらず、建築家や、空間プロデューサー、商業デザイナー、イベントプロデューサー等に新しい風として影響を与え、 その道では知らぬ人がいないが表には出ない存在となられました。また、京都の大きいイベント、伝統博などの中心人物でありました。

私はこの先輩にいろいろと教わり、京都で何度か自分がやりたいイベントをさせて頂きました。
最近は、青蓮院に襖絵を数十枚寄付されたり、レストランやウエディング式場の壁画を描いたりされています。
韓国済州島のリゾートの室内壁画も描かれていますが、気が向かないとお断りになる「頑固者」です。

アクリル絵の具で描かれるモチーフは蓮、蛙、象、豹、鶴、トンボなどキャンバスからはみ出る勢いの現在の鳥獣戯画なのかもしれません。

私は先輩の絵を見ると、「どうだ!!」と語りかけてこられるようで、元気がもらえます。

伝統のある町には必ず型破りの方がいられます。京都は人間も面白い町です。




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