京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き


一話〜十話


十一話〜二十話


二十一話〜三十話


三十一話〜四十話


四十一話〜五十話


五十一話
『多くの観光客』

五十二話
『おいしい料理』

五十三話
『おもてなし』

五十四話
『武士の情け』

五十五話
『最近の若者』

五十六話
『川床』

五十七話
『祇園祭』

五十八話
『祇園祭2』

五十九話
『職業に貴賎あり』

六十話
『大文字(五山の送り火)』


六十一話〜七十話


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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五十一話  多くの観光客

昨年くらいから、ホテルが金、土と取りにくくなっています。2月の客室利用率は増加しています。今年には5,000万人/年になるかもです(過去最高)。 ディズニーランドが2,600万人ですから、多いと思われるのか少ないのか、ちなみにパリは2〜3億人らしいです。
テーマパークは「いつもと違う別世界に行きたい」と思う心が行動要因となるようです。
京都は日本にとっても別世界になってきているようです。お土産物の売上をみるとわかります。 京都在住は買わない物がトップにでてきます。
「八ツ橋」ですね。お漬物も専門店で買うのではなく、近所のスーパーや市場で買っています。
豆腐料理だけの店には行きませんね。舞妓変身なんかもやろうとしなかったし、人力車にものりませんでした。 寺院にもそんなに行った事はないし、お祭りも限られるほどしか見ていません。

京都の観光はどうあるべきかを考えるのは、京都人であっても商売として考えるなら、京都人から聞いたらダメだよといつも言っています。
何故なら、京都人は流行っていて、並ばなければならない店には行かないし、 わがままを少しでも聞いてくれないと馴染みの店にはしないし、料金にもこだわります。
すぐに偽物ではないかと疑います。

あまり誉める事もしません。難しい人達です。
エルメスで買い物しても、百貨店の袋に変えてもらわないと家に帰りづらいという人もいます。 それでいてエルメスの紙袋も隠してもって帰るのですよ。

面白いですね。だんだん少なくなってきましたが、祇園を歩くとすだれ越しに三味線、下駄の音、格子越しに聞こえる包丁の音、 女将の京都弁、獅子脅しの水音、石畳の感触、水を撒いた店の前、 物売りの掛け声、障子がつくる陰影、木の香り、お香のかおり、職住一帯の生活が詰まっていないと感じられないですね。

そんな町だから、最近は着物を着て歩きたい人が多く、レンタル着物屋さんや、着付けをしてもらえるところが増えています。

京都のリピーターは、ジムに通ってトレーニングをして体を作られた方がまだジムに通われているように、 京都検定を受け2級の次は1級を目指されている。
京都以外の方も多くおられます。五感に訴求されるのですから、京都は「はまります」よ。

京都在住の殆どの方はわかっておられないですよ。京都から出られた方、海外生活をされてた方には鮮明にわかります。

当たり前にあったものが、他所には無いからです。



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