京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き


一話〜十話


十一話〜二十話


二十一話〜三十話


三十一話〜四十話


四十一話〜五十話


五十一話
『多くの観光客』

五十二話
『おいしい料理』

五十三話
『おもてなし』

五十四話
『武士の情け』

五十五話
『最近の若者』

五十六話
『川床』

五十七話
『祇園祭』

五十八話
『祇園祭2』

五十九話
『職業に貴賎あり』

六十話
『大文字(五山の送り火)』


六十一話〜七十話


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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五十四話  武士の情け

四角をつつくのではなく、逃げ口を与えないと、逃げ場がなくなり、窮鼠猫を噛むようなことがでてまいります。
論理では正しいのですが、つっこみ過ぎると予期しない出来事となってしまいます。

今回の松岡農林大臣がそうですね。そうなれば、又、犯人探しや責任のなすりつけあいが起こってまいります。 松岡さんも自分では抗弁したかったのだと存じます。 仲間をかばって話さなかった事もあるでしょう。又、自分の発言により、行政の悪弊があからさまになり、連座式に辞任される方が出来てきたりも予想されます。

日本の「庇う精神」ですね。

ダスティン・ホフマン主演のアメリカ映画で、高校生が友人の悪行を隠し通し、答弁をしなかった為、校長から退学処分にさせられるという学内裁判のようなものがあったのですが、 元軍人のおじさんが次のように弁護しました。

「友人をかばって退学にさせられる学生か、自分が助かる為に告白する学生か、どちらがこの名誉ある学校の生徒でしょうか?」と問いました。
結末は無罪となりました。大きな歓声が聴衆者からおこりました。

最近は、お目こぼしがない世の中ですね。日本郵政公社の西川善文総裁が6社の社外取締役をしている。
風潮は「けしからん」ですね。
銀行の元頭取ですから別に収入だけで考える人ならば、割の合わない総裁は引き受けないと私は考えます。
指名され、使命感に燃えられてなられたと推測いたします。
こんな追求をされるなら、やらなきゃ良かったと考えられているのではないでしょうか。

これからますます、行政者や官僚になる事を進路に考える人がなくなり、割の合わない仕事をやらない人が増えてきそうです。
誰も悪者にはなりたくないですからね。

『大岡裁き』はなくなるんでしょうか…。



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