京の頑固のひとり言
戦後生まれの団塊の世代
妻帯者・子無し。 京都生まれの京都育ち。三代は最低京都人。
旅行好き、遊び好き、仕事好き、美食好き、おしゃれ好き、人好き。少々お節介。
京都中華思想の持ち主。 山羊座B型 六白金星


 
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前書き


一話〜十話


十一話〜二十話


二十一話〜三十話


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四十一話〜五十話


五十一話〜六十話


六十一話
『高級出前仕出し料理』

六十二話
『人間尺 (尺貫法)』

六十三話
『日本のデザインって』

六十四話
『もてなし』

六十五話
『マスコミの権力』

六十六話
『お出入り』

六十七話
『老舗の質素、倹約』

六十八話
『道』

六十九話
『社交の礼儀』

七十話
『中国出張(山東省)1』


七十一話〜八十話


八十一話〜九十話


九十一話〜百話



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六十七話  老舗の質素、倹約

京都の長年続いている店や会社は質素な所が多い。
バブルにも踊らず、好況でもペースを乱さず、愚直とも思える経営姿勢の所が多いのです。

不況でも揺るがず、こんな時機もあるわなぁ的な態度です。長い間に、天災、戦争、大不況にあい、乗り越えて来た歴史から学ばれているからなのでしょう。

「京都室町三条は、聞いて極楽、居て見て地獄、お粥隠しの長暖簾」といわれました。
室町三条は呉服の問屋街で、江戸時代から隆盛を誇っていた所です。当時は、番頭、丁稚の時代で、平常の食として朝夕茶漬けとお漬物、昼は一汁一菜という実に質素でした。
スローライフの見本の様な生活だった様です。この質素倹約は、地球環境や、無駄の改善意識よりも、儒教精神の公への忠誠心に基づくものであった様です。
親孝行、主人への忠義、目上を敬い、分を知り、足る事を知る事等を守って来たからなのです。

京都の小学校は明治維新に地域住民の寄付などで造られました。「質素倹約して公益につくすですね。」
今は質素倹約だけが残っているようですが。
その室町も、着物離れから、衰退の一途をたどり、最盛期の3割ぐらいになってしまい、 呉服問屋さんは、マンションや、ホテルに成り変っています。
旦那さんが社長さんに変わり、丁稚さんが社員さんになり、修行ではなく、サラリーマンになってしまった。
資本主義、平等主義がはびこったお陰でしょうか?

商売をやめ、家の存続を選ばれた方もおられます。

杉本家無名舎
ビルで会社をされていましたが、自宅で商売され成功。
紫織庵



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