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八十五話 第1回日本料理コンペティション
日本料理アカデミーが始めた料理のコンペです。
瓢亭の高橋さんや菊乃井の村田さん、京都調理師専門学校等が核となられ行政が後援しています。
東京の服部料理学院の服部さん達も審査員になっておられました。
このようなコンペは昔からあってもおかしくないのに第一回なんです。
京都の料理屋さんが優劣をつけるのはタブーという考えがあったんでしょう。
昨年に地方大会が催され、選抜された料理人による決勝大会です。
この五年程前から、公式に京都の料理屋さんがパリに行き、フランスの料理界と交流を図ってられておられ、
又京都「吉兆」もイタリア・トリノの食博に招待出店をされておられます。
グローバルスタンダードが叫ばれる今日、料理人の格の認定も必要な事でしょう。
日本料理の職人さんには、あまり免許皆伝のような、お免状の様な物が無いんでしょう。
優劣をつけるというのではなく、アカデミーが認めたというお墨付きを与える事により、
若い職人さんたちの登竜門になったらという目的なんでしょう。励みになるでしょうね。
そのコンペに三十五話でお話したカナダの橋本さんが出場され、技能賞に輝かれました。 おめでとうございます。
その日の主催者が用意した食材でお弁当をつくるコンテストでした。
味だけでは無く、見た目、手際の良さ、料理時間等が審査対象です。
テレビでも取り上げられていました。
終わってから橋本さんにお会いしましたが、「京都でも料理屋をしたくなった。」とおっしゃいながらカナダへ帰られました。
外国人が決めるより、日本人が先ず決めることは大切ですね。
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