中国出張 2
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最終更新日:2014/04/27
ちょっと記録, 頑固おやじのひとり言
機中で読んだ本に、中国企業のジョークが載っていました。
或る企業の経営者が、社員のやる気を引きだそうとして「やりたいことがあったらすぐ行動を移せ」をスローガンに、社員に印刷物を配布した。
先ず、1日目会計担当者が30万元横領し夜逃げ、2日目常務は社長夫人と社長の資産持ち逃げ。3日目優秀な技術者が「ヘッドハンティング」で他社へ、4日目社員全員が、給与アップの要望書提出、5日目それを聞いた取引先は、債務を踏み倒しする、6日目社長が身動き取れず、社員全員首にして会社をたたんでしまいました。
7日目社長の秘書は首になったので、社長の悪事を警察にたれ込み、社長は逮捕されたというジョークです。
会社の発展の為に何かをした社員は皆無であったとのことです。中国では日常茶飯事の様ですね!
こんな国では、繁栄の継続は不可能でしょう、ルール変更も後から決まる事もあるらしい、先進国の世界の非常識ですから、最近労働争議も日常茶飯事ですね。
日本の技術やノウハウを取られても良い少し古い物で、中国が欲しがる物を売ったらいかがでしょう、フォールックスワーゲンも20年前のデザインの車しか売っていません、しかし、現在ワーゲンは中国で占有率トップです。
携帯も日本の携帯に性能は劣っても韓国のサムソンが占有率高いですよ。戦略戦術でしょうね、残念ながらコピーは出来ても新しい物を作る事は無理でしょうね。
7時始業で4時退社厳行、優秀な大学生には奨学金まで出している。日本より厳しいですね、最初から世界一の国際企業になるという目標通りに、レールを敷かれているのでしょうね。
それでも成長と人口が多いのは魅力です、日本の30年~40年前のことを想定し、その時から伸びた産業を今の中国で考えて見るのが面白いのではと存じます。
百貨店やスーパー、コンビニは既に日本企業が進出していますが。
飲食、ウエディング、通販、テレビショッピング、アパレル、ファッショングッズ等がこれからの成長産業になりそうですね。
ノウハウ日本、実業は中国に任せた方がと存じます。共存共栄ですね。