日本と中国と韓国
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最終更新日:2014/04/27
それちゃうやろ, 頑固おやじのひとり言
昨夜、分かり易い解説をされる池上彰氏が「ニッポンが危ない」と銘打って3時間番組が放映されていました。
中国富裕層の日本への個人での不動産投資、東京山の手線内の不動産や、富士山の麓の別荘地を買いあさっている、ゲストは荒らされていると受け止めていましたが、池上さんはニュートラルな立場で日本もバブルの時は、アメリカを買いに行っていましたと、例を出しながら説明されていました。
中国の観光客によって、銀座がなんとか続いている事も言及されていました。日本政府も、中国人観光客の受け入れに柔軟になり、ビザの発行所も中国国内で倍以上に増えていました。
中国の新幹線技術で、カリフォルニアへの売り込みをしているシーンもありましたが、 その技術は日本が、北京オリンピックの時に、共同?開発したものでしょう、しかし、 売り込んだ条件の中には、日本の最先端技術の供与と、中国人技術者の研修も入っていたのですから、仕方がありません、その上中国はカリフォルニアに1兆円の借款付きの提案をしています。
だから落札されても仕方ないでしょう。前原議員も売り込みに行かれましたが、難しいでしょうね!
これからは強い元で日本の企業のM&Aが行われていくでしょう。しかし、それが日本に取って悪いこととは私は思えません、それによって生き返る企業もあると存じます。
韓国のサムソンの件も出ていました。
日本の技術者を始め外国委から数百人単位でヘッドハンティングし、会社内では英語で会議し、役員はTOEIC930点以上を義務つけられているとのこと。
7時始業で4時退社厳行、優秀な大学生には奨学金まで出している。日本より厳しいですね、最初から世界一の国際企業になるという目標通りに、レールを敷かれているのでしょうね。
日本企業の中で、中国での利益が本体にどれだけのウエイトを占めているかというデーターがありました。
中国で利益貢献の比率が高い企業や、中国が無ければ赤字の会社もありました。
日本は、技術を買いに来るのを待って、買われたと言って被害者意識を持つのではなく、自分達の優秀な技術なりノウハウを売りに行く時代ではないでしょうか?
特に不動産は、日本に或る物で、持っては行けませんから、何時かは買い戻せる力がないと、日本は危ないでしょうね?売った技術よりも、優れた技術を開発しないと、何時かは滅びて行くのは自明の理です。進歩なければ発展無しです。
日本には、汽車も自動車もコンピューターも携帯電話もありませんでした。外国から学び、進歩、発展させ、日本の技術となったのではないでしょうか。
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