大阪市長選

次の日曜日は大阪知事市長選があります。守旧派の平松市長と改革派の橋下元知事の戦いです。
この選挙は私は非常に興味深いものを感じています。
特に橋下氏は、平気で既存の権力構造や公務員を敵にして戦っています。媚びない姿勢です。

先日の世論調査では、橋下さんが一歩リードしているが、
http://blog.livedoor.jp/rbkyn844/archives/4881612.html 
まだ未定者が多く、予断は許さない。両候補者共苦戦と評価して、気を引き締めている。週刊誌も支持候補者を2分している。

国政では、野田民主党政権に対しても、野党にしても、統一した理念が無くて、いざこざをしているだけで時間だけが経過している。
橋下氏は大阪都構想という大きなハードルを掲げ、未来の大阪の構想を出している。 有言実行型で、それに対して、平松陣営は旧権力票を集めているために、融和型であり、思い切った策を述べられず、橋下独裁政治になる、大阪市を潰す構想とキャンペーンを張る。

24日に予定されていたテレビ討論会では、司会者が橋下氏よりの田原総一朗氏なので、公平性に問題があると言うことで辞退された。
興味のあるかたは両者のマニフェストは検索していただければ幸いです。

橋下氏は目標を明確にして、問題点をクリアーしていく、実行に移すのに、議論を重ね、大阪市の未来に必要なら、法律を変えてでも成し遂げようという積極性が見られる。

橋下氏は発送電分離などで、関電に市の持つ株主権の行使や、公務員の制度改革(人員削減・給与削減)、教職者に対する人事権の行使、カジノ誘致等、ハードルの高い政策を掲げているため、守旧派の旧権力の抵抗は激しいものとなるだろう。

これを有権者はどのように投票するかは、興味深々であります。

私は、平松市長は、大企業の役員でリスクを負った経験の無いいままでのサラリーマン型の感はいなめず。
橋下氏には、苦労をバネにのし上がって来た、挑戦的な感覚が備わっているような気がします。

橋下市長誕生によって、地方分権等国内の地方自治の仕組みが大きく変わるきっかけとなる可能性が高いと確信します。
大阪人の政治に対する行動を、関心を持って見ています。

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