桜咲く
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
政治経済の話しではなしに、今回は桜を題材に取り上げてみたいと存じます。
木の寿命が長い神代桜(じんだいざくら)は、山梨県北杜市武川町山高の実相寺境内にある樹齢2000年ともいわれる老木である。
日本武尊が東征の際、この桜を植えたといわれる。
奈良時代には、唐風文化で花と言えば梅であったのが、平安時代に和風文化が勃興して、桜が台頭して今日に至っています。
日本人の精神を象徴するものしてよく取り上げられ、国花の一つであり、京都府花はしだれ桜であります。
「花は桜木、人は武士」の有名な言葉は古くからあり、潔く散るということで、武士とその精神の象徴としてとらえられてきた。
明治時代の初めには、桜の木はそれまでの封建時代の象徴であるとされ、各地で伐採されてしまったので、その時に多くの品種が絶滅している。
その後、桜の花は軍人とその精神の象徴としてとらえられ、武士道的な美徳を重視した旧日本軍では、潔く散る桜が自己犠牲のシンボルとして多用され各地の兵舎や小学校に多く植えられた。おもしろい国ですね。
ヒマラヤ山脈近郊が原産地であり、分類としては、7種類で、園芸技術の発達に伴ってこれらを用いた品種改良が多く行われた。
日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が あります。やはり、技術と工夫の国です。
日本では、生命力の強さに惹かれること、咲いてから散るまでの移ろい行く様に人生や一期一会、幸福、恋愛などに例えたり、咲き終えた後には潔く散る姿を美しいと考えること、そしてこれらを自らに当てはめることは日本人は好きで、良く歌にしています。
昔は桜の開花を農業開始の指標としていた。
このため、農民にとっても昔から桜は非常に大切なものであり、各地に田植え桜や種まき桜とよばれる桜が残っていて、日本の年度は4月始まりであることや、入学式や入社式等、人生の転機を彩る花にもなっています。
元々、武士は政治家や軍人であり、その国を守り行政をして来たのです。
民主党もそろそろ、桜の様に潔く散る時に来ているのではないかと存じます。
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