技能五輪国際大会
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
何気なくテレビを見ていたら「スーパー職人大集合、技術五輪に挑んだ若者達」を放映していました。
引き込まれる様に見てしまいました。
正式には、国際技能競技大会(World Skills Competition)となづけられ、 この大会は1950年にスペインの職業青年団が提唱して隣国ポルトガルとの間で各12人の選手が技能を競ったことにその源を発し、 逐年参加国および出場選手の増加をみて若い技能労働者の祭典と呼ばれるにふさわしい行事に発展してきました。
日本からは中央職業能力開発協会が同機構のメンバーとなっており、国際大会に日本選手団を派遣しています。
大会の参加資格は、大会開催年に22歳以下であることとなっています。
わが国は1962年の第11回大会から参加しています。
今回は39回目で、日本で開かれ47種目で金メダル16個という内容でした。
続いて韓国の11個、スイス4個ですから圧倒的に日韓の牙城ともいえます。
日本の若者はどうなのかを心配していたのですが、心強い気持ちがいたしました。 決して優等生には見えなく、又、大学には行かなかった青年ばかりで、好きな事だけに真剣に時間を使っているのだから、一種の「おたく」なんでしょう。
「おたく」を言い換えれば職人とも言えるのではないでしょうか。
IT世界の技術者は「おたく」を売り物にしているようなところもあります。 文化や文明を支える事は出来ないかもしれませんが、世界に通用するんでしょう。
東洋が西洋をバックアップしているのかも。 新しい事を考えるのは西洋で、熟成させ完成させるのは東洋かも。
NASAの宇宙技術の担い手もアジア人ではないのでしょうか?