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オリンピック選手のマナー

公開日: : 最終更新日:2014/04/27 それちゃうやろ, 頑固おやじのひとり言

関西だけのTV「たかじんのそこまで言って委員会」で、メダルを噛むのは良くない、粗末に扱うものではないという意見に対して、アメリカ人のコメンテイターは個人がもらったのだから、「いい」と答えていました。
私は前から気になって、日本選手にはしてほしくないと思っておりました。

日本人選手の記者会見でも、先ず皆さん、家族、先輩達への感謝があり、さらには仲間と力を合わせてここまで来られたと自然と謙虚なコメントが多かった。
どの日本選手にもそういった個人能力の自慢といったものが、いささかも見えなかった。
個人の能力を第一とする個人主義のそれではなくて、農耕民族の共同体生活感覚の家族主義のそれではないでしょうか?

日本人選手は、学校教育よりも、年齢・出身地、異なった常識での人の共同生活、師弟とのでの影響で人間形成ができてくるのではないでしょうか?
スノーボード等は新しく出来たもので、師というより、友達感覚の先輩達であり、個人主義的な考えがはぐくまれているから、メダルを齧ったり、金髪にしたり、制服を嫌がったり、自分流を通そうとするのが恰好よく見えると誤解しています。
私の家では、派手に見える服で外出しようとすると、ご近所さんに見せられないとさとされたりしました。

真央ちゃんのラスト演技の涙が、世界の人に感動を与えられたのは、この日本のスポーツ道ともいえる精神があったからではないでしょうか?
また審判の判定や基準に対しても、クレームをつけずに我慢する。点数で負けても自身が満足すれば、良かったと思え、失敗しても次回までには克服すると明言する、そんなところからきているのでしょうね。

メダル数が少なくても、スポーツ競技に対する取り組み姿勢は、世界に通用しています。
日本の常識は世界とは大きく違いますが、普遍的なものと思います。
私は今回のオリンピックは、日本の存在を世界に友好的に受け入れられていると思いました。

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