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京のいろけ

公開日: : 最終更新日:2014/05/15 京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言

久しぶりに京都の事を書きます、京都では「色気がないなあ」ということを口にします。
セクシャルな女性にいうだけではなくものにでもいいます。

よくできてはいるのですが何か物足りない、プラスアルファがないと思う時です、個性を持っていたら、自ずと出てくるものなのですが、習熟していないと出てこないものなんでしょう。

京都には、まちのいろけがあります。

1200年もの間に保守と革新があり、補修や補給をしなくてはなりません。
その時に歴史から学び、残すものは残し、新しい技術や素材を取り入れたりたりしている。

全く新しいものから作っても、東京の様な受け入れ方はしません。

「なんかけったいなものやね」

たこ焼きを食べるのに、10年以上食べなかった、女将さんもおられます。

携帯電話もこの7年ぐらい前までは、ほとんど隠れて使われていました。

新しものがりはあまりしません。

ある意味では慎重で、冷めた目で見ているんでしょうね、直ぐにほめるのでは無く、長い間続けて初めて認めるところがあります。

これをとその人は冷たく見えるようです。

建築では、大きい建物は、神社や仏閣等決まった建物でいたが、敷地にいつでも付け加えられる数寄屋つくりも考えだされました。

最初に建物が立って、準中に別棟が建っていくのです。

庭園と同じで、年を重ねていって、満点に近づき、それを続ける為に、手入れを怠らない。
京都の町屋は何度も大火にあって、一番人的被害が少なく考えてあります。
つぶれる事を予期しながら、対策を講じておきます。

これは伝統の継承した知恵です。

芸の世界では、先代の真似はできたとしても、当代の味が出ていない事でしょうか?

現在ではPCで検索をしたら、大体の物は出てまいります。

何かを書くときでもコピペをしてつなぎ合わせば早いでしょう!

それでは、カンニングペーパーの丸写しと同じですね。

年期が入ってくると、同じことを書くにも自分ならこのように書くというものが出てくるようです。

行間に現れるのでしょうか?年期の入った芸を「かれてきたなあ」と褒める意味で使われます。

難しい芸でも技術でも、見る人には力が入らずに、安心してみていられる事に言います。

京都の旦那さんはパトロネイジです、その人を育てる無償の行為です。
また逆に、「マスターこれどこの肉おいしいね」と聞くと、「私が選んだ肉や、産地でもおいしいものと、まづいものがあるよ!その時お肉屋に入っている。一番おいしいのを自分で決めるのや、そやから、全国の牛肉の品評会をまわってんにゃ!牛の産地の大将も、うちに来てステーキ食べに来られるよ」と言っておられました。

いいお肉を焼くときは、さばきから、焼くことまで、自分がされます。

ある日祇園で出くわしたとき、大声でおいお前のためにおいしい肉仕入れてるから、早う食べに来い」と言われました。

「来なかったら、請求書おくっとくで」と言われました。

こんなまちやから、楽しいですね。

これも京のいろけでしょうか。

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