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来者如帰

公開日: : 頑固おやじのひとり言

これは、京都の柊屋の玄関にかかっている額です。我が家に帰って来たようにくつろいで欲しい、200年続く老舗旅館です。ZACHA氏は、アジア特派員記者だった1950年代に日本で旅館に出会い、その地に根付いた亭主や女将などの宿の主(あるじ)が経営する旅館という業態に魅せられてきた。数々の最高級リゾートホテルブランドを立ち上げた人物。近年では新たなリゾートの価値観を提唱するAZERAIを創業「アマングループ」。

今回「Azumi(アズミ)」第1号は、豊かな土壌、澄んだ青い海、純粋で新鮮な空気に恵まれた瀬戸内の島に開業されました。「旅館の持つ家庭的なおもてなしの概念を拡張するようなイメージで進めており、「旅館は“人”である」を第一義とし、地元との温かい繋がりをコンセプトとする考えだ。今後日本国内各地で旅館「Azumi」を展開していく予定。今回は大海原を旅し、地域に根を下ろした海の民として言い伝えがある「アズミ族」から名前をとった。共同経営者、岡氏と始められた築140年になる地元の豪商の邸宅を引き継ぎ、その風情を残したまま改装した温かみのある旅館だ。食事はレモンや魚など地元の食材をふんだんに使い、その時々の旬の食材を活かした料理が楽、岡が大事にしたことは、人の心がかよった「地域文化に根ざした宿」。(6) Azumi | Facebook

なぜ岡はAzumiをつくったのか、バックパッカーとして旅をして、さまざまなバックグラウンドをもつ人々が出会うホテルに魅力を感じた。大学卒業後は、ホテルの投資会社でアジア・北米の不動産投資やホテル会社の経営助言を行う。 毎日数字と睨み合い資本政策を優先にしたホテル経営に嫌気がさし、人の感情が通い合う「地域文化に根ざしたホテル」づくりを行う会社を仲間らと設立した。岡は2013年にはアドバイザーとして、アマンと仕事をするきっかけを得、そこでゼッカや後に岡と共にAzumiを立ち上げるビジネスパートナーらと出会った。

最初のゼッカの印象は、かっぷくいいワンマンホテル経営者というイメージとは真逆の、とても誠実でおだやかな人だった。 そんな中、アマングループの中の一つのホテルで人生を変える経験をする。バリ島にある1泊10万円以上する「アマンダリ」でのことだ。「ホテルは自分にとって金融の方程式にあてはめて運用する投資物件だった部分もありました。しかしそこに人間の感情が加わることによって人々を幸せにする、愛し愛されるホテルが建設できると感じたのです」 自分が大事にしたいのは、こういう地元に根ざした愛情が溢れる1つの村のようなホテルだ。かつて利益重視型の大型ホテルを担当していた岡の中に、哲学が確立した瞬間だった。 自分がつくりたいのはアマンダリのように、ホテル全体が1つの村になっているような温かいコミュニティと地域経済だ。そんな気持ちが岡の心に込み上げてきた。

岡が兼ねてから思いを共にしていた早瀬文智と共に、日本の根底に流れる多様な文化や、温かな地域コミュニティを探る旅ができるようなホテルをつくるべく会社を創業した。そして瀬戸田に土地を購入し、アマンダリで経験したような理想とするホテルの設立に動き出した。ゼッカは岡らが会社を設立する3年ほど前にアマンの実権を手放していた。いつかアマンを日本で育てたいと思っていた岡らはゼッカに、自身のアマンダリでの経験と「つくっていきたい人が中心」のホテルづくりや、旅館の哲学を再定義したい思いを強く伝えた。「Let’s do it」ゼッカは即答だった。

「宿は人なり」岡と話していると何度も出てくる言葉だ。煌びやかな装飾だけではなく、そこにこめられた哲学や思想を、ホテルで働く人が体現することによって初めてその機能が活きてくる。 宿で働く人と泊まる人とのコミュニケーションにより、ホテルへの想いや感情が生まれ、宿泊者に豊かさを与える価値になる。さらに何度もお客が来訪して深く交流していく事によって、新しい価値が生み出されてくる。

Azumiは岡が描いた理想のホテルへと一歩ずつ動き始めた、 いま、豊かさは再定義されつつある。資本主義でお金や物で価値を図る傾向があった社会が終わり、心の豊かさが重視されてきている。宿を再定義する取り組みが地域の文化になり、コミュニティを形成していく。

結果として地域と共に持続可能な宿になるのだ。

私も、海外のゴージャスなホテルに泊まった経験はありますが。ホテルでのリゾート滞在を楽しんで来た所の方が覚えています。やはり旅行はその地の光を観るものその土地を味わうものだと確信しています。

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