近代科学文明に自然からの警鐘
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最終更新日:2014/04/28
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
元来日本は自然との共生を常に考えて来た筈でした。しかしながら、電気の恩恵に預かり、それが当たり前の様な暮らしをしてきました。
それにより失ってしまって来た安心安全を、今回の大震災で大いに考えされました。
もし東京にとって東日本が無かったら、電気、水、食糧、製造工場等々からの供給が、全く無かった事がよくわかりました。都会は自給自足率は殆ど無かったのですね!
地方は日本の高度成長のロジスティックを担当して頂いていたわけですね。こんな事も気づかず、漫然と暮らしてきた自分がいます。
国策企業的なエネルギー会社、御用学者、評論家、政治家、官僚、マスコミ。
自分達の為に働いているリーダー達の跋扈にあきれかえっています。
しかしながら、自分に置き換えてみて、自分もそうなっていたのではと反省します。
ようやく、原子力以外の代替エネルギーで、必要な電気が供給出来そうと聞き、原子力発電の新規増設はするべきでないと思える様になってまいりました。
東日本の次のエネルギーはバイオマスでという事も政府方針として報道されています。
捨てるのがもったいない思想で、省エネルギー化をはかり、自然の力を利用したエネルギー政策の推進、国民の為の政策の見直し、原子力発電は安心安全と言うような、ねつ造された常識の見直し、放射性物質による放射線汚染は何処までの範囲で安全なのか等を見直し、正しい基準を設け、又、国民は、マスコミ報道によって付和雷同にはしることなく、少し考えるだけの余裕と知恵をもつべく習練をすべきと存じます。
特に被災者に対する温かい心で接しなければならないと存じます。
今回、東京電力の責任は当然ですが、東電の事業はあくまでも電力をつくり、配電する、パイロット的な方が多く、安全安心を信じて業務をされて来た方だと存じます。
原子力発電の機械を製造された企業では無いでしょう。
この様な事故に関しては、発電機を製造した会社、発電所をつくる設計工事をしたところも、被害を最小に食い止める努力が当然と存じます。
その辺が私も認識不足でした。
しかし菅総理はタフな方ですね!私なら病気になっていたと思います。
事故を予見していた人たちがおられたのに!
広瀬隆氏の『原子炉・時限爆弾』
http://keybowokinawan.blog54.fc2.com/blog-entry-223.html
こんな事もあったんだ。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20110318/1300409408