川床

5月1日より京の夏の風物詩「川床」が始まりました。
川床は外なので、クーラーの効いた座敷が良いのに…、と思いながら、姪御に誘われ仕方なく、 先斗町を三条通から少し南に下がった「創作炭火焼料理 茜屋純心軒」へ。

昔なつかしのラムネがおいてあったりして私にはノスタルジックな雰囲気でした。

先斗町

まだ7時頃なのに、ほとんど満席でした。30歳代のグループが中心で、地ビールで乾杯しました。
タン塩焼やお造り、かつおのたたき、鱧の炭火あぶり、スペシャルサラダ、串かつ等で最後はお釜炊きのご飯でした。

正直、味に期待はしていなかったのですが、なかなかいけました(なめていました)。

少し風があり、風鈴の音もあり、我慢できない暑さではなく、クーラーの効いた部屋より良かったと思いました。
開放感からなのか、他のテーブルも盛り上がっていました。


三条大橋より鴨川を望む

「川床、川床」と言われ観光客がいらっしゃるのも、むべなるかなと考えました。

本日、『鴨川川床条例』というものができ、川床の材質や高さ等に規制を行うとの事でした。

元々は、お茶屋さんや料理屋さんから始まり、木造で神社等の廊下の様な欄干でしたが、最近はピンク色の川床まであるらしいんです。

椅子席まで禁止にするのは少しやりすぎの様に思えますが、規制がなかったからとはいえ、 他の雰囲気を壊すような常識のない考えが、規制を産むのでしょうね。

郷に入れば郷に従えでしょうか。

しきたりに沿って、大幅に逸脱しない事ですね。

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