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京都はそれでも続けます

公開日: : 最終更新日:2014/04/27 わがまま言い放し, 京都ってこんなとこ

今日は友人のお誘いで、京都版画館に行って来ました。
江戸時代からの版画、浮世絵等が陳列されていました。
まだ未だに色の褪せるのも少なく、江戸時代の紙や顔料の良さを認識いたしました。

その家は西本願寺の絵師の家系で、十三代目であります。
宗教の布教をするのに、お経を版画にしたり、仏さんの絵を版画にしたり、マンダラもありました。
現在でも、先代の残された版木を使って、アレンジをして、モダンな作品にしたり、壁紙や袋ものにして販売されています。
楽しい千社札や、小さな箱等があります。使っておられる紙は、和紙の様です。
江戸時代には、西洋の印刷技術はまだ入って来ておりませんから、手作りの香りが残っています。御札等は昔のままです。

日本は伝統的に「守・破・離」という考え方があります。
守は必ず昔のやり方や道具で続けます。
茶道の表千家は、400年間にわたり、同じ茶室で、自然光で、同じ庭、同じお道具で継承されています。
一方裏千家では、明治に入り、外国人でも味わえる、椅子席の立礼を取り入れておられます。
守が厳然と残っているので、離が出来るのでしょうね。

京都は未だに、町名が残っています。
金吹町、塗師屋町、鞘町、饅頭屋町、寺町、麩屋町等、それと、碁盤の目の様な通りなので、通り名で交差した場所を指し、上がる、下がる、東入る、西入るです。
タクシーでこれを言えば殆ど街中は着きます。

そして、幼い頃には、通りの名前を童唄で覚えます。
姉三六角蛸錦(あねさんろっかくたこにしき)寺、御幸、麩屋、富、柳、堺、東洞院、車屋、烏丸です。
しかし現代では、NAVI等の発展で、町名しか認識されません。

また、季節は二十四節季を取り入れ、日本に合った暦を作っています。
古典芸能も口伝で継承されてきました。まだ、識字率が低く、本も少なく、地図も少ない時代に、皆に分かり、同じ意識行動を持つ為の知恵だったのでしょう。
祇園祭のお囃子等も、まだ、記号の様な物で覚えておられます。
対面指導しかできません。だから、師弟関係が築けるのでしょうね。

中国も韓国も、昔の漢字を崩したり、使わなくなっています。
韓国では、漢字を教えないので、自分の名前すら、漢字で書けない人が増えているようです。
日本も気をつけないと、パソコン人間になれば、漢字は読めても書けなくなりますね!

今回のオリンピックの柔道での惨敗は、JUDOにしてしまったからでしょう。
日本が志向した「柔よく剛を制す」という、投げ技で決まる試合が少なくなりました。
日本では、昔の精神性を持った、単なる勝敗を競うスポーツでない「柔の道」を残したいですね。

気がつかない内に、無くし物をしているのではないでしょうか?

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