日本映画
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
日曜日に友人に誘われて、クロスメディア時代の「映画」を考えるをテーマにした、京都映画発祥100周年を記念したイベントに参加させていただきました。
映画界はこの十年、アニメーションや、CGを使ったデジタル作品が急激に発展してきました。機械化されすぎ、見せ場は多いのですが、感動を感じる事は少ない、私には人間臭さが無くなって来たように感じられますが、日本では ヒューマンタッチな作品も見直される様になって来たのも確かの様です、
最近は黒澤明のリバイバル物や、小津安二郎の作品等が、静かなムーブメントを興しているようです、外人監督がラストサムライや、サユリを作り、武士道や、日本の伝統文化の紹介を世界に発信していただいた事により、日本人の民族性や、精神文化の特殊性を認知してもらえた様に存じます。
「もののけ姫」はアニメではありますが、宮崎駿監督が日本を舞台に室町時代の人間と、動植物、その時代の文明社会との戦いの中で、憎悪と殺戮のさ中にあっても、生きるに値する事はある。素晴らしい出会いや美しいものは存在し得るというメッセージを訴えている。ディズニーによる世界配給がなされ、世界中の多くの人々が観賞したとの事です。その性もあるのか、京都は外人観光客が急増しています。
映画を見世物とする作品もいいですが、感動や、学ぶ作品、後に残り自分の生き方に影響を及ぼす作品を見て行きたいと存じます。次は11月のまぼろしの邪馬台国 とレッドクリフを楽しみにしています。