お伊勢参り
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最終更新日:2014/04/27
ちょっと記録, 頑固おやじのひとり言
伊勢神宮勾玉(まがたま)会を主宰している友人が、外宮に音楽の奉納に行くので、参加しないかと誘われ、お伊勢さんに一泊二日の旅をいたしました。
今年で11回目だと言う事でした。
先週の宇治橋渡始式は寒くて大変だったと聞いており、厚着で参加したところ快晴に恵まれ、清々しい気分での参拝でした。
奉祝行事がめじろおしで、内宮前は観光バスや車で渋滞し、お土産物通りのおはらい街にもあふれるばかりの人です。伊予西条のだんじりのはっぴ姿が多くの参拝客の中で目立っていました。
二十年に一回の式年遷宮をする理由があります。
木造で瓦葺の尊厳のある佇まいを維持するため、宮大工や工匠の技術を継承が出来ます。
伊勢神宮は、神田や山を持ち、自給自足をする為に、植林や、伐採、稲作に昔からのやり方を継承しています、エコロジーそのものですね、儀式をもって始められたり祈願をされたりと、1300年に渡って行われて来たものです。
当初は朝廷による国家事業でありましたが、安土桃山時代からは武家が継承し、明治からは国家の公議となっております。第二次大戦後は、宗教法人となり遷宮は国民の奉賛によって行われています。
奉納は日曜日に外宮の勾玉池で行われ、自然の中に吸い込まれる様な音色でした、外宮に御垣内参拝(祭壇の前庭)をさせていただき、その後お神楽を奉納し、荘厳な平安時代の雰囲気そのまま味あわせていただき、その後内宮に向かい、清麗な五鈴川にかかる新しい宇治橋を渡りました。
欄干等はヒノキの無垢木で作られ、木の香も新鮮でした。 樹齢何百年を越す樹木に気をいただけた様に思えました。 内宮では平和を祈願させていただきました。
4年後には遷宮があります。最後のチャンスと思い参詣させていただこうとおもいました。友人に大感謝!