脱ガラパゴス化
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最終更新日:2014/04/27
それちゃうやろ, 頑固おやじのひとり言
産経新聞を見ていたら、脱ガラパゴス化の話が出ていた。今は携帯電話で良く言われるので、意味は何となく分かるのですが、検索して見ました。
孤立した環境(市場)で「最適化」が著しく進行すると、エリア外との互換性を失い孤立して取り残されるという、進化論におけるガラパゴス諸島になぞらえた警句である。 他にパソコンやカーナビやデジタル放送等の失敗例が掲載されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E5%8C%96
マーケットが日本にあったからの功罪ですね。これからは、念頭に世界をマーケットに考えていかねばなりません。
自動車は早くから海外進出しているので、早くから理解されていたのでしょうね。
携帯電話には、多くの機能がついているが、私には、そんなにいらないし、老眼ですから、小さい文字は見たくないです。
いらないものにお金を払っているようで、無駄な気がして買い換えを躊躇していましす。
外国の携帯を見ていると、料金もとても安くて、機能は必要最低限しかありません。
そんな携帯も売って欲しいです。年齢層別のマーケティングですね。老人用はあるようですが、それを持つには抵抗があります。
昔、イタリアのコモ湖の畔の、プリント工場に行ったとき、日本のきものの柄がコレクションされていて、それをアイデ アに、世界に向けてサンプルをつくり、売っておられた様です。
きもの生地も中国で物作りをしていたのですから、それを、中国から世界に売っておれば、需要はあったのではと存じます。
一旦日本に入れて、輸出をしようとしても、コスト高になり、シェアーを取るビジネスにはなりませんでした。私も同様ですが日本製にこだわった為ですね。
日本の会社で船井電機という会社があります。日本では全く見ないのですが、海外では良く見ます。
日本の技術で外国生産・販売されていた会社です。
日本の文明に誇りをもって、外国の方が買いやすいマーケティングをするべき時代ですね。
これからの輸出は、最新最高のものでは無く、その国に適し、その国でも今後つくれるような技術の転移を計るべきなのでしょう!苗を売るようなビジネスでしょうね。
文化を外から借りてきた日本人の潜在意識を、知の巨人、故梅棹(うめさお)忠夫氏は著書『文明の生態史観』でこう語っている。
「(日本人には)ある種の文化的劣等感がつねにつきまとっている。ほんとうの文化は、どこかほかのところでつくられるものであって、自分のところのは、なんとなくおとっているという意識である」
これに、完成度の高いものをつくれるのが日本人だと言うプライドを持ち。
今の技術は外国に分け与えて、さらに進化した技術をつくるのが日本だと思うべきで、真似・コピーを怖がらず、もっと上を開発するという覚悟で、困った時の日本頼みをされる様な国でありたい。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110925/trd11092523070016-n1.htm
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