フィリッピン
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
先週は友人のご招待で、フィリッピンのマニラに行ってまいりました。
私には25年ぶりの渡比でした。
彼は、ベンチャービジネスに対する投資家であり起業家です。
マカティ―で、日本の楽天の様なWEBショッピングモール立ち上げ、これからのフィリッピンは、アジアの観光都市、アジア人のリタイヤ組の移住先としての需要を考えられ、コンドミニアムを数十室単位で保有を始められています。
飲食店や、国内旅行社にも投資なさっています。
全部自分が経営されないで、やる気のある若い日本人社長に経営に任され、それを、グループ化され、相乗効果を上げようと企てされています。
フィリッピン人も高給で雇用され日本式の教育をされています。
マニラでビジネスをされて成功されているタクシー会社があり、その会社も応援されようとしています。
その会社は、運転手にヒダテで車を貸し、車外車内共毎日清掃し、整備し、修理し、勿論保険にも入っています。
日本では当たり前の事をしておられます。
日系企業の提携タクシー会社にもなられています。
オーナーは、大手日本製 造会社の外国人雇用を専門にされていた人事畑の方が、スピンオフされて三年前に創業され、現在300台のタクシー会社にされました。
フィリピンは現在、環境イメージ向上を国家プロジェクトとしておられ、悪質な個人タクシーの排除をされようとしています。
その手法として政府認定のタクシー会社を定め、その会社の傘下に入ることを義務付ける方針になっています。
事故・苦情などが、業界の平均数値に比して非常に優秀な水準を維持しているこの会社が、警察・保険会社等により認定会社のリーダーに強く推薦され、このタクシー会社の認可台数を大幅に引き上げられる事となりました。
この会社は、従業員の為のレストラン事業や、ガソリンスタンド、メンテナンス会社、洗車事業もされています。
<brこの事業の新規性は、タクシー運転手を雇用せず、故障が少なく、長持ちするトヨタのタクシー用の車を日達で貸し、運転手に儲かる様に、個人事業家にならせ、日本のタクシーの基本のみシステム化されただけかと存じます。 <br=””>本社人員も少なく、日本の半分の売り上げで。人件費は2割以下ですから、利益は確実に残りそうです。
何か京都のMKタクシーの改良版の様です。高学歴の運転手も出てきそうですね。
東南アジアで成功するには、最新のビジネスか、発展していない業界や、これから必要になるサービス等を、日本流をその国風にアレンジして改良して、その国の人が喜ぶ事をして上げるとビジネスになると思います。
やはり、フィリッピンは、日本人は歓迎され、問題の国は発展していけば排斥されそうです。
日本企業は、単に利益を重視するだけではなく、現地の人を採用し教育して、現地の人が喜ばれるようにするので、どの国よりも歓迎されます。
日本の国民性や、イメージは海外に知られています。
これは、海外進出する企業にとっても、すごいバックアップになり、日本のいままで経験してきた伝統が知恵としてどの分野にも通用いたします。
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