次に進む道
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最終更新日:2014/04/28
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
技術は、いいコーチにめぐり合えば上達は早い。
しかし、それは誰かが走った道であり、自分が編み出した物ではありません。
次に進む道は自分で見つけなければなりません。逆に早く技術を到達してしまったが故、自分で考える事が出来なかった。 コピーは出来るが、アレンジや、創作はむつかしいでしょうね。
昨年のミシュランで三ツ星をとった「すきやばし次郎」の大将は、小さい時から不器用で、おまけに左利きだったそうです。
しかしこの道しか無いと思い修行をつづけ、自分の握り方をつくり、現在の握り手になって、 80歳を超えたいまでも、常に美味に探求ですとおっしゃっていました。
頭を打ちながら乗り越えていかねば、人に勝っていけないでしょうね。好奇心と研究心でしょうね。
特に日本人は図抜けているように思えます。ソニーやホンダ等成功された方はほとんどそうでしょう。
他国で出来た物をすぐに真似し、もっと使いやすい物にしていく。鉄砲がいい例でしょうね。 車、家電製品、パソコン、携帯、ワープロ。料理もカレー、とんかつ、ラーメン等。
物まねを恥と考える精神文化があれば、自然とそうなっていくでしょう。自分達が作った物だから大事にもするでしょう。
ITの熟練者は、次に進む道を考えられるでしょうか。アナログ世界、スローな世界をもっと経験する必要があります。
もっと人と交わる事がなければ心配です。
バーチャルな世界でいき続ける事は出来ないとおもいます。
- 1つ前
- 技能五輪国際大会
- 1つ後
- 外国人でも着物が似合う人は多い