洛陽荘
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
知り合いの方が旅館の女将になっておられると聞き(2年程前)、久しぶりに岡崎の洛陽荘に行ってまいりました。
私も京都人だからなのか、オープンしてもすぐには何故か行かないんです。なんでだろうと思います。
料理屋さんも同じです。京都で京都人を相手にお商売をする時は、採算がのるまで時間がかかります。
洛陽荘は少し奥まった屋敷街にあります。白い塀が綺麗で、門から玄関が見えましたが、白砂に飛び石がおいてあり、松や灯篭のアプローチです。
急にお訪ねしたのにもかかわらず、気持ちよくお迎えいただきました。 大書院に通されお茶をいただきました。
小川治兵衞作庭で、二方向から見えるように廊下に囲まれていました。 大正年間山階子爵の旧邸だとの事です。
新しさの中に古さがあるような感じです。設計家の意図でしょうね。
中はHPをご覧下さい。
最近は外国人の方も多く、「ベッドではなく、畳でしょうね」という質問を頂くそうです。 日本流を通した方が喜ばれるとの事。5室ぐらいしかないので、貸しきられる場合は割安にされているようです。
小グループの旅行には最適ですね。役員会議なんかもここなら良い案が出そうで、相応しい感じがしました。 京都の別邸としての使い方も十分考えられます。
お客様の中で、こんな旅館が自分の物として欲しい、建てたいとおっしゃる方もおられますが、 京都にはまだまだ、いいお屋敷があるのでリニューアルされたらいかがですか、 とおっしゃいながら、ライバルが増えると困るともおっしゃいながら、お笑いになっていました。
朝食は手作りで出しています。チェックアウトも12時。落ち着いた時間が過ごせそうです。 リピーターが多く、お客様といろいろとお付き合いもさせていただき楽しんで仕事させていただいているとおっしゃっておられました。
こんな旅館が京都に増えるといいですね。
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