口約束は契約

旅館、料理屋、お茶屋さん等、電話で予約致します。
次も利用しますので、違約は出来るだけしない様に心掛けます。キャンセルする事は原則的にしません。
高級な所ほど、その為に色々と準備をなさるからです。

やむを得ない場合は出来るだけ早く、お断り致します。
取りあえず予約しておこうという行為をしません。

私はよく京都以外の方から予約を頼まれますが、万一キャンセルの場合は、誰かが代わりに行ったり、キャンセル料をいただくようにお願いしています。
次にまた利用させていただき易くするためです。

株式の売買も電話でしたりしますよね。こういった場合、信用関係がないと、PCでやるしかないか、又は常に契約書を交わさないといけないでしょうね。

こんなに口約束で契約をしている国も少ないでしょう。

だから、京都の人は、Yes・Noが分からないとおっしゃるのはそんな理由もあります。
一旦Yes・Noと答えてしまえばそれに自分自身がしばられてしまいます。

「考えておきます」とはNoの答だと言われますが、70~80%がNoなんです。
条件がよくなったり、時期が良くなったりしてYesに変わる事もあります。

Noと言われたら次には提案する事すら出来なくなりませんか?
会話の状況でも推察出来そうに思えるのですが、Yes・Noの間に何段階かあるのが答ではないでしょうか。

舞妓さんはノーは殆ど言われません。
「へえおおきに」しかいわれませんよ。

何時ですかと聞かれるか、又連絡しますとかの返事が無い場合は見極めて下さいね。

相手の心を読む事も遊びとして楽しい事ではありませんか。