鴨川散歩
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
春になってお天気の良い日は、7時頃から鴨川沿いを、愛犬を連れて散歩に行きます。自分の体の健康に対する投資と考える事にしました。
愛犬は5時半頃に、 顔をペロッと舐め私を起こしますが、早すぎるので、もう一度1時間寝て、自転車の 買い物籠に愛犬を乗せ鴨川まで行きます。
以前から顔身知りの方に、何人もお会いす るのですが、物知り博士に何時もお会いします。70歳前のこの方は、毎日御所から 鴨川を散歩されます、今でも全国を回られていて、お元気そのものです。
農業が専門 で、野菜等の質を高めるために、土壌改良や、水の研究もなさっておられ、行政から も委嘱をうけ、農業指導に当たられているので、実の農業の実態をお聞きする事が出 来ます。 この方に浅学な私は、色々と教えていただいております。植物の名前や、鳥の名前、魚の生態等もです、 鴨川には鯉が放流されているのですが、ばらばらに動く 時は雨が降る、餌を早く食べないと、増水して食べにくくなるからとの事です。
葵祭 りの起源は、御所に流れる東山の水と北山の水の、上流が下鴨神社と上加茂神社なの で、上流で汚染されない様に、友好関係を保つ為の行事という事を教えていただきま した。 下鴨神社には、昔から銀杏家が、庭に池を作り、水質を管理されています。そ ういえば、葵祭りの時には、宮内庁の役人が、前もって勅命をお持ちになり、祭主に 奏上されます。
われわれが知らないところで、まだ、皇室の行事が続いているのが分 かり、日本のしきたりが継続されているのをうれしく感じます。
日本文化を継承している事、それが、属国でないプライドでは。