社員教育
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
私が中国の家具工場の事情を知りたくて、検索して見つけ、メル友になってい ただいた50歳前の鈴木さんがいます。 又、上海の京都友人と会っていただいたりし、交流していますが、まだお会いし た事はありません。
その彼がブログを始めましたと言うことで、読んで見ましたが 、流石起業家で、色々と苦労談が載っていますが、特に社員教育の話に納得する事が多く、中国だけでは無しに、日本でも同じような事が起こっているのではと存じます。
我々が入社した時代には、掃除から始ま り、宿直もあり、出荷作業や、梱包等、先輩から厳しく教えられました。特に、反復確認には、そこまでしなくてもと思いながらやっていると、必ず間違いが出てきたりし、今では確認の習性が身についています。
しかし、会社が大きくなると、全部アウ トソーシングになり、掃除の仕方や、下積みの経験もなく、一つの歯車として部分の 知識しか無い社員を作って来たように思います。特にパソコンのソフトの革新により、字を書くことも、手紙を書くことも出来なくなりつつあり、暗算もしない様になって来ると、知らない間に失っているものの多さに愕然とします。
特に報告、連絡、相談、ホウレンソウが出来ていませんね、又、自分自身、魚 や、木、花、昆虫、鳥等の名前も知らないのが恥ずかしく思えてきました。若い人達 は、ほとんど習っていないのです。
昔、大学教授に、せめて高校生の時の学力で大学生を卒業させて欲しいとお願いしたら、「九九を知らなくても経済学部に入れるんだよ」と切り替えされました。
会社を経営していた時には、OJTといいながら、直ぐに 仕事をさせていた自分に反省しています。先ず、知っているだろうでは無く、知らない物だという観点から教育すべきでしょうね!
仕事に着く前に、みっちりと、社会教育をする場がいると思いました。
日本の良さがだんだんと無くなり未来を憂います。