日本流エコロジー
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
日本には昔から「摂取不捨」という考えがあり、捨てる事は勿体無いという考え方です。勿体とは物の本体・本質の事で、それを捨てるのは罰当たりと言われてき ました。
物に対する感謝を持ち続ける事から始めなくてはと存じます。使い捨て文化 の終焉です。
最近のスーパーや百貨店の中古下取りセール等も盛況を博していますし、ネットオー クションで不要品を販売したり、ハイブリッドカーの予約が5ヶ月待ちになったりし ていますね。
先日は産廃が、肥料になったり飼料になる機械ができたり、豆腐の搾り かすの、おからからクッキーが出来たり、廃油でディーゼルエンジンの燃料に再生し たり、リサイクル、リユースやリデュース(減らす事)がビジネスになっています。
自然の力を利用する、風力発電、太陽光発電、水素ガス等が代替エネルギーとして脚 光をあびています。コストがかかっても、地球破壊に繋がらない様にと考えられてい ます。海水を燃料に使えたら最高ですね!
勿体無い精神は、日本人が先祖から教えられ、チラシや紙袋を残し、夕飯の残りを朝食に利用したりお弁当に入れたり、野菜を漬物にしたり、必ず消費したものです。
きものは代表的な物で、お出かけに着たお下がりを仕立 て直しに出し、子供に着せ、破れれば、コタツ布団にしたり、座布団にしたり、おじゃみにし、最終は焼いて灰にして、植物の肥やしにしていました。3代に渡り使われたようです。
勿体無い精神からも、ビジネスが始まりますね!