祇園祭り
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
梅雨入りしましたね、今頃から京都は祇園囃子が聞こえて来るような気がします。山鉾巡行(7月17日)に土砂降りの雨になったりして京都は梅雨明けです。
そろそろ祇園祭りの起源等も復習しておかねばと思い、インターネットで調べて見ると 「本尊」が、牛頭天王(ごずてんのう)というインドの“疫病神”だったのであります。
牛頭天王は日本に伝来して、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と習合した(お互いを尊重しあうという観点から、同体とかどちらが本家とかいう概念は避け、「習合している」としている )。
疫病や災害を興すのは、牛頭天王が暴れているから、その御霊をお癒しするための行事であり御霊会と言われる、仏教の行事であったのです。
お祭りの時配られるちまきの「蘇民将来子孫也」は天王の詔で、蘇民は自分の子孫であるから、災いがおよぼさない様にとのお守りです。
http://www.thekyoto.net/kyoukyou/0207/020722_02/index.html
八坂神社の社名は慶応4(1868)年3月の神仏分離令により,「感神院祇園社」を「八坂神社」としたことによります。この時,祭神名も仏教的な牛頭天王・婆利采女(はりさいにょ)・八王子から神道の素戔嗚尊(すさのおのみこと)・櫛稲田姫(くしなだひめ)・八柱御子命(やはしらのみこのみこと)に改められました。
それで、山鉾の胴掛け(タペストリー)は、お経の模様だったり、中国の故事にならった物、旧約聖書の物語を織ったもの等があります。
新型インフルエンザの鎮静を祈願し、厄払いに祇園祭りにお越しください。