選挙

８月３０日に衆議院選挙が行われます。
もし、お金が無くて選挙に出れば、選挙運動しなくても当選する人以外は、入った政党や団体からの丸抱えとなります。５当４落といわれる時期もあった、５億使わねば落選する、今はもっと低い金額となってはいるでしょう、それでも借金スタートですから、当選しても党や団体に従わざるを得ない境遇にあります。先ず国益より党益ですね。

当選しても党則に違反すれば次回の選挙の公認はありませんし、勿論党からの資金は出ません。党主導の議員サラリーマンの誕生です。
渡辺善美さんは、自分の意を通して自民党を離党されましたが、選挙で当選する自信があったからでしょうね。みんなの党を結党されました。渡辺さんに付いて行きたい議員も多かったでしょうが、本音と建て前を使い分けないと、議員を続ける事は出来ないでしょうね。

中田宏横浜市長の動きが気になります。地方分権で知事や市長の人気を取り、今回の衆議院選挙には出られない。賢い選択ですね。選挙後は積極的に動き出されるでしょうね。彼には、松下政経塾の友人が、政界財界に沢山おられるでしょうし、上手な辞任をされたと存じます。

選挙後は大きな揺れはあるでしょうが、議員が世代交代する事により、今までと違った政界となるでしょう。官僚政治をどこまで風穴を開ける事ができるか楽しみです。議員が落選したら只の人、当選しても党のサラリーマンにはなって欲しくありません。 そのためには、選挙にお金がかからないシステムをつくらないといけないですね。