祇園祭 その2
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
鉾には、車で言うボディーの四面は、胴掛けと呼ばれる絨緞のような物で飾られております。
これは寄贈品で、ペルシャじゅうたんや、ベルギーの旧約聖書を題材とした織物、仏教の経典、インド、中国、朝鮮等の胴掛けなどや、又、京都在住の染色作家デザインの織物等です。
八百万(やおよろず)の神、多神教の国と呼ばれる由縁があります。
鉾を引くには40人以上が必要で、最近では住人がめっきり減り、町内だけでは足らずに、鉾の出ていないところの町内で臨時に同じ町内として助けてもらったりする制度もあります。
ただ衣裳の事もあるので飛び入り参加は出来ません。事前に登録して保険も掛けなければなりません。
目に入らない苦労もありますね。


祇園祭は17日の夜(神幸祭)と、24日の夜(還幸祭)にお御輿がでて、氏子の町内をまわり、厄除け祈願をいたします。
24日の夜10時頃の八坂神社の境内では、「差し上げ」「もみ」「差し回し」までの勇壮な神輿ふりが「ホイト・ヨイト」の掛け声と共に見られます。
その後の、神送りの儀式は暗闇のなかで荘厳に執り行われます。