日本と水
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最終更新日:2014/04/28
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
アジアは水を大量に使う米や食物が中心に文化が発展してまいりました。
ヨーロッパは小麦中心ですから、河川の水の大切さは希薄なので、汚れていることが多いのではと存じます。
江戸では、生活排水は河川に流されたが、ゴミは流れないように関をつくり、ゴミ処理料を払い、そのゴミが東京湾の埋め立てに使われました。
米を取り、余った米で、お酒をつくり、酢をつくり、稲穂でわらじや、座布団、籠、器、しめ縄等にリサイクルされ、「紙くず拾い」「古着屋」炭の切りくずを集めてタドンにしたり、それがビジネスになっていたのだから、エコシステムが発達していました。
「自然にやさしい」をどの国よりも実践していた国だったのでしょう。
しかし、明治以来、ヨーロッパの「水洗トイレ」「上下水道」「近代文明」に魅せられ、自然より人工という選択になり、そこに、アメリカ式の大量生産、大量消費が、富の象徴になり、また、合理性を重んじる事により、井戸水や、日本料理の良さが、排斥されてきました。
又、殺虫剤や、農薬が、自然の循環を阻止してしまいました。
蚊、ハエ、ミミズ、蜂等の虫が少なくなり、人工授粉に頼らねばならない様になってしまった。
汚い物、醜いものを消すことを優先した結果でしょう。
ちょっとの不便は我慢し。昔の生活の知恵を、見直し、制度を改めたり、ひとりひとりが「もったいない」精神を取り戻せば、省エネルギー化が出来、地球温暖化が防げ、食物の受給率も上がるはずです。
最近は近くは歩き、少し遠いと、自転車にしました。
何か体に良いことをしている様な気がしますがいかがでしょう?
又今までと違った物が見えて来ますよ。
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