旧歴と新暦
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最終更新日:2014/04/27
ひとり言, 頑固おやじのひとり言
中国や韓国では今年は2月14日が正月です。何でなの?とただ漠然と考えていました。
現在日本が使用している暦は新暦(太陽暦・グレゴリオ歴)で明治5年12月3日を明治6年1月1日に改暦したとの事です。
大体新暦が旧暦より30日から40日程度進んでいると思えば良いようだ、季節感を重視して旧暦はつくられていたのです。現在では新暦で行う地域と旧暦で行う地域、また月遅れで行う地域とが錯綜するようになっています。
七夕まつりは7月7日ですが、例年雨が降ったり曇ったりです、昔の七夕まつりは新暦でいうと8月上旬から中旬。日が違うと織り姫様と牽牛が会えないのは当然ですね!仙台の七夕祭りは8月の7日にされています。
京都の祇園祭は7月17日と24日、改暦以前は6月7日と14日が祭日でした。これは梅雨末期の集中豪雨による河川の氾濫とそれが原因で伝染病の流行を防ぐ為の行事なのです。7月中旬はいつも雨に降られ、これで梅雨明けを感じています。
お盆は東京や東北では、7月中旬に行われ、西日本では8月中旬に行われる、五山の送り火(大文字)は8月16日です。暦の考え方が錯綜しておりますね。
昔、祇園祭を土日にしたらと言って、観光の為にしているんじゃないとたしなめられました。