龍馬ウオーキング
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
気候が良くなってまいりました、伏見でウオーキング会があるので、思い立って参加してみました。
伏見は昔、伏水という名前であり、鴨川の水が一度地下にもぐり、桃山からの水と合流している所です。
秀吉が、旧政権で作られた京都から少し離れ、桃山城を築城すると共に城下町を造成し、政治の中心を伏水に移しました。それと共に、作り酒屋も移転し、大阪との水運の便が良く港があり、高瀬川と呼ばれる運河が、京都の中心部の二条まで江戸時代初期に出来ました。
桓武天皇陵や光明天皇陵もあり、そこから流れ出る水が、御香宮を守り神として伏見に流れ、お酒を造っています。
作り酒屋の月桂冠大倉酒蔵、松本酒蔵、山本源兵衛、招徳、黄桜、キンシ正宗等の蔵が並んでおります。
江戸時代に大石内蔵ノ助が遊んだ橦木町、幕末の寺田屋や鳥羽伏見の戦いの跡、各藩の伏見藩邸の名残の町名、加賀屋敷町等の町名が未だに残っております。明治の陸軍大将乃木希典を祀った神社もありました。
歴史散歩をしているようで12Kがあっという間に過ぎたと言いたいところですが、運動不足の私にとると、ゴールはまだなのと思いながら、史跡に助けられ、お詣りばかりで、御利益三昧のバテ気味のウオーキングでした。
しかしながら、70歳以上の方が参加され、私は追い越されて、最後尾でのゴールでした。
- 1つ前
- 節分
- 1つ後
- さくらが咲き始めました。