道連れ辞職
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最終更新日:2014/04/28
それちゃうやろ, 頑固おやじのひとり言
6月1日の夜のニュースで、鳩山、小沢会談の後の退場シーンの放映を見、鳩山総理の笑顔と親指を突き上げたのに対し、小沢氏の苦虫をかみつぶした様な顔は私の脳裏にきざまれました。
これは何を示しているのだろうかと疑問を抱いたまま、翌日ソウルに旅立ちました。
そして、総理、幹事長の辞任の報を友人の国際電話で聞き、携帯のニュースをチェックしました。
「クリーンな民主党をつくるために、私は辞職しますから、幹事長も辞職していただきたい」まるで道連れ辞職劇の様なものだったろうと推測されました。ヤッターやはり宇宙人の鳩山総理しか出来ない事と見直しました。
こんなどさくさに、菅さんが代表に選出されました。誰もがスネに傷を持つ総理候補者の中で、比較的傷が少なく、黙って鳩山政権が転ぶの、舞台裏では満を持しておられた。
<鳩山さんが小沢切りをして頂いたので、小沢色を極端に薄める組閣が出来。かなりの若返りであり、民主党らしい内閣になるだろうし、鳩山政権の失敗を引き継がず、マニフェストを変える事もしやすくなり、また、政調の復活には期待を覚えた、支持率も回復基調になっており、参議院選挙もそこそこで乗り越えれば、長期政権の目処は立ちそうです。
しかしながら、先取点を早く取らないと、折角の非小沢政権も切り崩される恐れがあります。小沢さんの復讐劇もあるでしょう。
政治家の本性をこれ程明確に見た3ヶ月でした。
権力には盲従し、勝ち馬にのる、長いものに巻かれる、出る杭は打たれる。
日本を本当に良くしたいと思う人で、少しは清濁飲める技量を兼ね備える政治家の多数輩出を祈願いたします。