上海2
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最終更新日:2014/04/27
ちょっと記録, 頑固おやじのひとり言
4泊5日で行ってまいりました。
30年から40年前の東京を思いおこして見て下さい。それの3倍の人口と成長速度です。
古いビルがあり、それを睥睨するような、高層ビルがあり、無料の高速道路が完備されています。
日本人が10万人以上住み常時30万人が上海にいます。
と言うことは、日本人が中国に50万人以上はおられる筈です、日本にも中国人が多く住まれています。
こんな国と日本が戦う事なんか考えられません。一衣帯水の国ですから。
日本は黄砂対策の為にODAを使ったり、今回の温家宝来日では、福島県や宮城県に訪問し、被災者を見舞ったり、サクランボを食べたりして、中国に日本の農産物の安全性を植え付けたり、SMAPの次回の北京でのコンサートの約束をしたり、大サービスをしていました。 尖閣諸島問題は軍部の勇み足だったのかも知れない、軍部の力も大きく、首相でもコントロールがしにくいのだろう。
上海の活気は、戦後の日本の活気の数倍なのではないでしょうか。
松下幸之助や本田宗一郎の本が良く読まれています。
創業時の苦労から成功の秘訣等を学ぶ様です、仕事が生き甲斐の毎日です。
戦後の日本の企業家の精神を学ばれるのでしょう。
今の日本人はリスクの回避とルール重視では、中国ではやっていけません。
ある日本の安売りビジネスの社長が中国進出を考え始められたのですがうまく行きませんでした。
相談された方はこう答えられました。
「貴男の創業時は夜も寝ないで、スーツも着ないで頑張られたから成功したんでしょ、スーツを着て中国で成功できません、昔の貴男がライバルですから!」
成功するには中国ではまだ出来ない物を持って来るべきですとおっしゃられました。
郷に入れば郷に従えですね!中国製に対して中国人の評価はとお聞きすると、
世界の多くの生産のシェアーは中国製で占められています。後はどう料理されているかによって、買う買わないを決めるだけですという答えが帰って来ました。
調和を考えず、外国のすぐれた物をそのまま無条件に取り込む上海です。
珍しく青空の上海です。