三味線
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
昨夜はエッセイストの友人から招かれ、彼の居宅である下鴨の春庭居に始めて訪問させていただいた。
昭和の始め頃の建物であろうか、町屋建築であり、ゆかたで来てよと言われました。
扇風機で涼を取るのだが、京都の町屋は夏向きに造られていると言われた様に、20名が集まっても、何とか我慢出来る暑さでありました。
懐かしい方にも会え、話しが弾みました。昔の家の集まりですから、30年前にフィードバックした体験している実感が湧いてまいりました。
今夜の趣向は、上原潤之助さんの、三味線を聞く会であります。
http://www.jssounds.com/home.html
演奏の前に上原さんの三味線にまつわるお話があり、棹の種類や、それに依る音色の違いも知らず、大変勉強になりました。
三味線の棹や、ばち、皮まで、外国の材料で出来ていることも、変遷を感じました。
皮も犬、ネコ、蛇皮、バチは象牙ですから、さもありなんですね!
最近では東日本の被災地の小学校に呼ばれ、演奏されたりされております。
伝統的な演奏だけではなく、ニューミュージックの演奏もあり、親しみやすかったです。
若い子達が喜んでくれるといいですね。
後は、陶芸の歴史、町家建築の話し等話しはつきませんでした。
座敷で、あぐらをかいて、お酒を飲みながら話す、昔の集まりもまたいいもんだなあという感想でした。