日本は世界の文明文化のバックアップの国
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
昨夜ある会で、延暦寺の「不滅の法灯」の話が出ました。
最澄の時代から1200年以上続き、この法灯は信長の焼き討ちで一時途絶えたが、山形県の立石寺に鎌倉時代に分灯されていたものを移して現在に伝わっているという言い伝えです。法灯のバックアップですね。
そういえば、1800年以上前から、渡来人によって伝えられた稲作や、鋳造技術、仏教、木造建築、土木等・・・その後、陶器、漆器、ガラス、金工、織物、鉄砲、農作物等・・・明治に入って、製鉄、電気、造船、車両、欧州文化等も取り入れ、現在まで、日本流にアレンジして根づかせている。
これを「大和魂(相手の大きな力を利用して、自分の力にする)」というと聞きました。「和を持って尊しとする」でしょうね!
日本で一番古い1400年の歴史を持つ建設会社の金剛組は祖先は渡来人で、多くの社寺等の設計図の様な物が現在まで残っているとの事です。
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-55.html
文明文化、芸術やスポーツもあらゆる分野を日本は取り込んでいますね。
それでいて古来の日本画や音楽、華道、茶道、書道、武芸も残っています。
体力的には劣っても、女性陣の活躍はサッカー、ゴルフ、アイススケート、マラソン、野球等世界一になることも多々あります。
世界発が日本に入って熟成され、継続させてしまう、何かがあるのでしょうか?
種を蒔いても、いい土でないと、又、肥料や水蒔き等丹精しないと、良い収穫物とはならない、その種を次回まで保存をしておかねばならない。
今回の原発事故も欧米の技術ですね。
日本が不幸にも、災害実験国の様になってしまいましたが、世界が「日本人なら危機を乗り越えられる」と応援してくれていました。
日本は原発を売りつけた国には文句も言わずに、自国の電力会社に批判の矛先を向け、終息に向かって被爆を覚悟してでも努力される、バックアップですね。
今回の中国の高速列車事故で感じられる事ではあるが、ハードは早く製造出来ても、運営というソフトに対しても経験技術が追いついていないし、事故原因の究明すら後回しになり、早期復旧がなされました。
早期導入の為、安全性を軽視してしまった結果であろう、又、路線延長により、運転技士が補充出来ないとの事です。
しかしながら、国内からの事故処理に対しての批判はNETを通じて大きい力になっている。
埋めた車両の発掘が始まりました、言論統制も科学の発展と共に限界を迎えました。
いよいよ新しい中国の始まりかも。