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東北復興

公開日: : 最終更新日:2014/04/27 それちゃうやろ, 頑固おやじのひとり言

3月11日どのチャンネルでも、震災から2年という特番ばかりでした。
福島での原 発事故の時は、自分たちは取材を放棄していたくせにと腹がたちました。
批判者や評論家の悪い癖で、自分の安全を確保してから、意見を述べる。

2年前には、武田邦彦教授は、原発周辺は、人が住めないのだから、そこをがれきの集積場所にして、捨てる地域と活かす地域の選別すべきと言っておられました。
今の除染処理を見ていると、無駄金の様に思える。
昔の人が、この標識から下には住むなと言われている所で、被災した方が多くおられる。

科学万能の気持ちが、大丈夫だと思いこんでしまった様です。
自然から受けた祟りと いう警鐘だったのではないでしょうか。
震災からの復興に、この教訓は生きているのでしょうか?

先日、丹後の舟屋へ行きましたが、湾内でもあるに関わらず長男の家だけは、切り立った山の側面にありました。家族存続が重大な使命を帯びていたのでしょう。

日本人は自然の猛威が必ずある事を前提として、危険を回避する事を生きる知恵として持っていました。
京都では高級住宅街は山手か上流にあります。
伊勢神宮の式年遷宮も木造だから、必ず陳腐化する、修理よりも、次に建てる用 意をされておく。そのために山も持って、木を育てていく。
それで2000年続いてきました。ヨーロッパは石の文化ですから、逆に崩壊しています。

科学振興の気持ちが、自然の力を軽視したのではないでしょうか?
海に高い堤防を作 る事を考えず、危ない地域に予算を入れないで、安全な山手に、高齢者にやさしい近未来タウンを作り、故郷に帰れない方達を住まわせる。
東北なら特に温泉地を利用すれば良いのでは。

職住を離れて考え、交通手段を無料化したり、道路を作ったり、工場 誘致には、企業に特典を設けたり、働く人には税金を安くするとか、お金をばらまくのでは無しに、メリハリのある補助を考えるべきであろう。
他の地域の人も移住したい町づくりをするべきと考えます。

放射能で汚染されたがれきを、コンクリートで固め、その上を太陽光発電にし、その 電気料金を安く供給するために、税金を使う。
日本人の知恵をあつめれば、世界の見本となるべき復興ができると信じています。

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