京都の道は分かり易い!?
公開日:
:
最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
南北の通りは東大路通、西大路通、大和大路通(奈良につながる)、河原町通、堀川通、烏丸通。
東西の通りは北山通、北大路通、今出川通、丸太町通、一条から十条通。
交差点の呼び方は西大路五条、烏丸丸太町、三条河原町と縦横の通りの名を合わせて呼びます。
そこから、東入る、西入る、上がる(北)、下がる(南)とどちらに向かうか付けます。
例えば「三条烏丸西入る」なら、三条通と烏丸通の交差点から西に向かって歩く。となります。
碁盤の目になっているからルールを知っている人にはわかりやすい表現ですね。
通りの覚え歌も有名ですね。
『♪まるたけえびすにおしおいけあねさんろっかくたこにしきしあやぶったかまつまんごじょう♪』
知らない人には全く意味が分からない歌ですが、京都に住んでる人には一番メジャーな歌ですね。 まる(丸太町通)たけ(竹屋町通)えびす(夷川通)に(二条通)おし(押小路通)おいけ(御池通)、というように東西の通りを北から順番に覚えるのです。
この独特のメロディーはなかなか忘れません。
『♪京の通り歌♪』
市中に住んでると通り名を言えば大体分かる様になってきました。
学校の勉強のようにテストのために暗記しても忘れますが、生活に必要な情報として、何回か記憶を引き出す行為があると忘れないものです。
一方町名では、歴史が分かり易い。本町、鞘(さや)町、問屋町、祇園町、御池之町、木屋町、両替町、河原町、寺町、釜座町などなど、昔そこに何があったかすぐにわかるでしょう。 地名事典まであるんですよ。
又読めない字も沢山あります。太秦(うずまさ)、物集女(もずめ)、烏丸(からすま)、蚕ノ社(かいこのやしろ)。 大文字があるのは東山。北東が高い比叡山、西北が左大文字。山がないのは、南で京都タワーが見えます。 ちなみに、私の住まいは、三条通東洞院(ひがしのとういん)東入るです。 三条通は、お江戸日本橋から、弥次喜多道中五十三次した終点です。近所には、明治のレンガ建ての建物旧日本銀行や京都中央郵便局、日本生命等があり、弁慶の石や、宮殿跡まであります。
- 1つ前
- 京都は風水の地
- 1つ後
- リタイヤ組の京都旅行