日本のデザインって
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
建築物は何百年前から、茅葺、桧皮葺、瓦葺等であり、建築様式は違えども根本は同じですね。その分、家具や、指物、建築部材など、内容を吟味しています。 ヨーロッパと同じ考えですね。
最近の京都の中心部は、これ以上いろんな建物ができたり、高い建物が出来ないように規制が出来ました。
それにより、土地の価格は上げどまり、下がっているところも出てきています。積極的景観重視政策を取りました。
昔から日本人の着物デザインは変わっていません。
反物一反を九枚に切って各々のサイズを決めて、直線で縫います。洋服で言う「パターン」はいらないのです。
チマチョゴリやチャイナ服もデザインは変わらず、素材や生地にのせる柄を、染めたり、織ったり、刺繍したりして個性をだします。
少し習えば、誰でも縫え、理にかなっていると思えませんか。誰でも着られますね。
そう考えれば、茶器やお道具なんか皆そのようですね。
形のデザインより、意匠に凝っていますね。
近代の物でも、物づくりをする人は外観よりも、中味の性能を重視する傾向があります。
しかし若い人や女性消費者はデザインで選ぶ傾向があり、性能はほどほどで納得されます。
どのターゲットを狙うかによって変えていかねばならなくなっています。
でも最初から難しい事を言えば、食べず嫌いになられる事もあり、初心者に大事にリードしていかないと、文化は継続されていきませんね。