ボクシングの試合を久々にテレビで見た。

戦う前からの取材が編集されていた。相手に対するファイティング姿勢なのかもしれないが、喧嘩の前哨戦しか見えない。

日本古来のスポーツには、相手に勝つ為の鍛錬や、内に秘めたる闘志はあるものの、ののしりあいは無いと思う。 戦うにも礼儀があり、終われば感謝や敗者をねぎらう姿勢がある。
ラクビーやサッカー等もそうである、スポーツとはそのようなものと理解していた。

今回の試合は、挑戦者がガードにはしり、倒されないように12ラウンドを消化したようにしか見えなかった。リング上でノックアウトされるより格好の悪い試合と感じた。

相撲界もそうである。鍛えているのか、いじめをしているのか分からない。

道を踏み外している。もう一度、精神教育、ルールの徹底をすべき時と思います。
分からなければいいのでは無く、自分を騙せない、恥ずかしいと思う教育をするべきだと考えます。 また観覧者にも、そういった事を許さない姿勢を持たせなければ、そのスポーツは続いていかないのでは無いかと考えます。

最近、義務教育の中で、武道や伝統芸能を教える時間を持つと聞きました。教える先生も精神教育と考え、若いうちに生徒に教え込んでいただきたい物です。

外国の方が日本に来た時に一番感心されるのは公共施設の綺麗さです。
自分の生活空間は自分たちで守る精神、また、そんな環境の中で育てば、自然と守って行こうという精神が宿ってくると考えます。

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