社交の礼儀
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最終更新日:2014/04/27
京都ってこんなとこ, 頑固おやじのひとり言
最近、食事の時に何を着て行ったらいいか、結婚式には何をと聞かれること多くなりました。
何を着なければならないという決まりはありません。しかし、皆は大体こんな物を着られますよとだけお教えいたします。
貴方はどういう扱いを受けたいのですか?なんです。
「旅行者なんだから、ジーンズでもいいですか?スニーカーでもいいですか?」
答えはYESです。
しかしいい身なりをして、他の人に迷惑にならない様にした場合、嫌な思いをする事は殆どありません。
特別に扱っていただけた様に感じる事があります。自分が不愉快な目をしたくないから、女性が着る物、装飾品、靴やバッグにこだわるのは良くわかります。
しかしながら、おもてなしされる方の座を奪わないように気を配る事も大切にしなければなりません。 場の空気の予想もする必要がありますね。
以前、お茶のお稽古に少し通った時に痛切に感じました。
おもてなしされる人に対するマナーは答礼です。他人に迷惑を掛けない様に目立たず、 おもてなしされる側の気遣いを感じる事により、もてなしの真意を受け止め、その空間、時間を楽しめるのです。
窮屈な感じがしますが、決め事があるからどうしたらよいのかがわかるのです。 もし無かったり、よく変わったりしたら大変でしょうね。
着物を着て行くと、なんとはなしに立ち居振る舞いが変わってきて、特に背筋が伸び、正座の時間もいつもより長くしている自分がいます。