中国出張(山東省)2
公開日:
:
最終更新日:2014/04/28
ちょっと記録, 頑固おやじのひとり言
帰国し、日本と中国を考えて見ると、不可分の関係で、食糧や製造物を中国に頼らない場合、日本人の生活は量を抑えていかないと維持できないように感じました。
新聞を見ると、アサヒビールが山東省において、ニュージーランドから牛を輸入し、 牛乳を中国向けに販売するという記事がありました。
山東省から要請され、モデル農場を始めていたのです。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071012AT1D1203N12102007.html
http://www.nikkei.co.jp/china/news/
「安かろう悪かろう」から中国が脱皮し、高品質の物を製造するためには、輸入国であり隣国でもある日本が 中国政府や大学を巻き込み、技術や生産、流通等の指導をさせてもらう時代になって来たのではと考えます。
特に環境汚染、温暖化等は日本への影響が大で、他山の火事とは見逃せない。一衣帯水の関係にあると存じます。
古くは孔子孟子の思想や仏教、建築等、遣唐使によりもたらされた宝物がまだ日本には残っていますが、残念ながら今の拝金主義的な中国には残っていません。
これからの数十年は日本がお返しをさせてもらわねばならないのではと考えます。
日本の伝統技術も受け継いでもらわないと、将来の日本には残らないかも知れませんね。
敵対的なイメージではなく、東アジアの兄弟国として、同じ歴史を歩んで来た者同志ではありませんか。
- 1つ前
- 中国出張(山東省)1
- 1つ後
- 狩野永徳展